文春e-book<br> コード・ブレーカー 上 生命科学革命と人類の未来

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コード・ブレーカー 上 生命科学革命と人類の未来

  • ISBN:9784163916248

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内容説明

ビル・ゲイツが「読むべき5冊」に(2021年末発表)に選出!

「生命科学の最前線を知る絶好の書。多くの人に読んでもらいたい
 大変優れた本」――ノーベル賞生物学者・大隅良典氏推薦!

世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』評伝作家による最新作!

米Amazonで1万レビュー超え、平均4.7★ 。全米ベストセラー遂に上陸!
   
遺伝コードを支配し、コロナも征服。ゲノム編集技術クリスパー・キャス9を開発しノーベル賞受賞し、人類史を塗り替えた女性科学者ジェニファー・ダウドナが主人公。

20世紀最大の「IT革命」を超える大衝撃、「生命科学の革命」の全貌を描き尽くした超弩級のノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

179
2020年にノーベル化学賞を受賞した女性科学者ジェニファー・ダウドナの評伝、年に何冊か遺伝子関連の書籍を読みます。まずは上巻一気読み、続いて下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639162482022/12/21

アキ

110
「CRISPR-究極の遺伝子技術の発見」を読み、ノーベル賞を受賞した後だったので、ジェニファー・ダウドナとシャルパンティエの2012年6月サイエンス誌に画期的な論文が発表されたところまでは知っていたが、その後ヒトのゲノム編集に応用する特許に関してこれ程熾烈な争いがあったとは想像以上に厳しい世界だと思い知った。ゲノム編集ツールとしてクリスパー・キャス9を誰が最初に発明したかという争いは、この技術が今後莫大な利益を生み出すだけでなく科学者としての尊厳に係るものであり、著者は詳細な記述でその難しさを伝えている。2022/12/24

やいっち

85
「世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』評伝作家による最新作!」と謳われているが、吾輩は『レオナルド・ダ・ヴィンチ 上・下』で知った書き手。こちら、文庫本で読める…慌てて単行本で読むことはなかったか。いずれ『コード・ブレーカー』も文庫入り確実か。2023/04/08

みき

52
良質なノンフィクションはフィクションよりも数奇であり、読ませる。そんな言葉が脳によぎった。事実はどちらに軸足を置いて語るかにより変わるものだとは分かっているものの、手に汗を握りながら読み進めた。発見のプロセスから著作権への取り組みなど科学の世界は思ったより生臭く、争いに満ちている。いまこの著作権の法廷闘争がどうなっているか分からないが、上巻は「分け前のことで争うのは駅馬車を奪い取ってからにしろ」と結ばれている。おそらくだがこの結びの文が著者の本音なんだと思う。久しぶりのノンフィクションの傑作です。2023/03/20

Tomoichi

30
理系、あーなんてかっこいい響き。文系ど真ん中としては、未知の世界。親が文系の本しか読まないと子供も理系に興味を示さないかなと思い、この手の本にも挑戦。遺伝コードの話だが文系でも理解できる(全部ではない)し、理系の天才達の人間模様が面白い。中国人のフェン・チャン。ザ・シナ人って感じで胸糞悪い。ほんと騙される奴が悪いって中国のナショナル・アイデンティティだね。あれ、これ何の本だっけ?2023/08/05

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