内容説明
日本人の曖昧な体質はどこから生まれたのか。ヤマト建国、共存の着想を検証する。日本と日本人の正体!――日本人とはいったい何者なのだろう。どこからやって来て、どこに行こうとしているのか。たった一つのキーワードを掲げるだけで、おもしろいように「日本人の正体」がわかるようになってくる。そのキーワードとは「日本人の曖昧な体質」なのだ。しかし、この「曖昧な体質」は、ヤマトがいくつもの地方、多くの異なる文化を持った人々の集まりであったため、共存していくうえでの知恵であった。民族の誇るべき歴史といえる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やす
3
ヤマト王権をめぐる歴史について、日本書紀の裏を探ることで明らかにしようとしている。もちろん邪馬台国がどこにあったかも。この頃は神話と伝説も大切な資料であり、妄想を膨らませて歴史を描いている。2024/03/25
雲をみるひと
2
日本の古代史について考古学的な視点も交え検証し、仮説を立てた作品。地域毎に考察するアプローチのため、内容に重複が出るのは致し方ないところか。この作者、どんな考察手法でも結論が同じような結論となるのは名人芸的。或いは藤原氏に個人的な恨みでもあるのか…2018/08/01
Kiyoshi Ohshima
0
史跡と文献、伝承がつながるといろいろ想像が膨らむ。古代史における北部九州のポジションはとても大きく、訪ねてみたい所がまた増えた^_^2017/02/07
amr
0
あんまり説得力がないように感じるのに、著者本人は自説を信じ切ってるように思えて、読んでてだんだん怖くなってきた2014/04/18
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