角川学芸出版単行本<br> ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

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紙書籍版価格 ¥1,650
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角川学芸出版単行本
ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

  • 著者名:斎藤幸平【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • KADOKAWA(2022/11発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044007157

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内容説明

うちに閉じこもらずに、他者に出会うことが、「想像力欠乏症」を治すための方法である。だから、現場に行かなければならない。(「学び、変わる 未来のために あとがきに代えて」より)

理不尽に立ち向かう人、困っている人、明日の世界のために奮闘する人――統計やデータからは見えない、現場の「声」から未来を考える。

【目次】
第一章 社会の変化や違和感に向き合う
 ウーバーイーツで配達してみた
 どうなのテレワーク
 京大タテカン文化考
 メガヒット、あつ森をやってみた
 5人で林業 ワーカーズコープに学ぶ
 五輪の陰
 男性メイクを考える
 何をどう伝える? 子どもの性教育

第二章 気候変動の地球で
 電力を考える
 世界を救う? 昆虫食
 未来の「切り札」? 培養肉
 若者が起業 ジビエ業の現場
 エコファッションを考える
 レッツ! 脱プラ生活
 「気候不正義」に異議 若者のスト

第三章 偏見を見直し公正な社会へ
 差別にあえぐ外国人労働者たち
 ミャンマーのためにできること
 釡ケ崎で考える野宿者への差別
 今も進行形、水俣病問題
 水平社創立100年
 石巻で考える持続可能な復興
 福島・いわきで自分を見つめる

 特別回 アイヌの今 感情に言葉を

学び、変わる 未来のために あとがきに代えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

124
フィールドにでる意味を再認識。基本的に、理論と実践の両方が必要で、それぞれの役割を果たすことが、次につながると思っているので、現場でいろいろ感じ・考えることはいいと思う。今回、斎藤先生が体験したことも、5年後には、結構変化しているかもしれない。その頃に再度、チャレンジしていただくと面白いかも。しかし、いろいろな課題が山積しすぎているのが、この国だと思う。2022/12/26

mukimi

121
職業:思想家の筆者、机上で理論を捏ねるだけでは想像力欠乏症になると、他者に会いに現場に出張。フットワーク軽く、Uber配達、性教育、脱プラ生活、昆虫食、リサイクル、男性メイク、狩猟、野宿者、公害、被差別部落等、様々な世界に首を突っ込み繰り出される思考に、病院に引きこもり特殊業務ばかりしている自分のびっくりするほどの視野の狭さを痛感。新自由主義に抗う新しい取組みとしての無償で助け合うコミュニズム、デフレ思想など新しい概念に触れて、知的好奇心が刺激され脳細胞が活性化された。筆者の机上の理論側の著書も読もう。2023/12/31

R

95
学者先生が、実地に乗り込んで自分でやってみたという日記めいたコラム集でした。本業が、哲学なのか、社会学なのかわからないが、ウーバーやら、水俣病やら、現地にいってその実感から学問を広げていこうという野心的な試みがよかった。あるインテリが日雇いバイトして労働が解ったと、言った言わないという昔話を思い出すような感じだが、活動のための活動や、運動のための運動ではない、目線を現場に置いた内容でよかった。でも、京大でタテカン作ってたから活動か。ウーバーの労働問題はもっと掘り下げてほしかった。2023/02/13

やいっち

91
『大洪水の前に』『人新世の「資本論」』『ゼロからの『資本論』』に続くもので、著者の本は4冊目。最早ファンか? 『大洪水の前に』を刊行された直後に読んだ際は、未知の書き手…学者だったはず。書店で見付け直感で買った。結構、手こずった記憶がある。2023/04/11

33 kouch

61
「0からの資本論」から。コミュニズムを机上の空論にせず、まず著者自ら行動するところは尊敬。ウーバー、鹿の解体だけでなくメイクも試すなど実験は多岐に渡る。子育てなど氏のプライベートも伺える。コロナで移動制限されても家であつ森や脱プラの取組みをするなど決してメゲないのもいい。そして皮肉にもこのパンデミックは社会の矛盾を可視化する。99%の人の所得が減少する一方トップ10人の資産は倍増。この格差はポスト資本主義を人々に真剣に考えさせるに至る。今まさに注目を浴びる斎藤幸平理論。次は「人新世の資本論」を読みたい2023/12/07

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