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内容説明
ぼくの町のはずれには、だんご山と呼ばれて親しまれている山がある。ある日そこにテーマパークができることがわかり、子ども達は大喜び! だけど、おじいちゃんは大反対!「ありのままの自然を守らなければならない」って。たしかに山がなくなるのはいやだ……。でも……。おおぎやなぎちかさんの新境地の物語と、佐藤真紀子さんの暖かい絵がひとつになり心打つ児童文学が生まれました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
48
児童書。中学年むき、見返しに町の地図、冒頭にキャラクター紹介あり。自然との共生、地域活性化、新しい家族の誕生で思う事など▽小学4年生の樹はもうすぐお兄ちゃんになる。お母さんが出産のために入院して心配している。樹が住んでいる所は、むかし「一のだんご山」と呼ばれた山を造成した住宅地で、三連につながる「二のだんご山」「三のだんご山」が近くにある。ある日、二のだんご山にテーマパークができる計画があるとわかり、子供たちは大喜びする。だけどおじいちゃんは大反対。賛成派と反対派に挟まれて、樹はどうする?▽良本2020/02/20
スイ
16
近くの山にテーマパークができる計画があることを知った小学生たちの話。 開発の良い面と悪い面、自然を守るのがいいと言ってもそもそも何が「自然」なのか、と考え、話し合い、また考える子どもたちの姿が眩しい。 周囲の大人たちの関わり方も好き。 ラストも、安易に白黒をつけなかったのが良かった。2021/03/21
頼ちゃん
9
正解はない。答えは一つじゃない。考えることが大切。いい本だと思う。2020/05/26
ねこ
9
この本はぜひ課題図書になってほしい。根底にあるのは「共存」。でも、どうやったら? 作者は考える手がかりを沢山用意しています。もしわたしが子どもだったら、1シーンだけ登場したシマヘビ目線で感想文を書いてみたい。子どものやわらかい頭で考えた感想文、いっぱい読みたい! 環境問題も高齢化問題も、おとなだけの問題じゃない。子どもの問題でもあるし、子どもの意見、きっと面白い。2019/12/16
はなびや
7
社会の富であるはずの自然。地方創成という言葉の奥には開発があり外部からの資本による開発、それに伴う自然破壊。開発の裏には経済をまわすという論理が働き、それに伴う工事・雇用など、その論理は今まで抗うことができないいわば伝家の宝刀のようなものだった気がする。だんご山会議は、小学生の目から、自分たちの現在の気持ち、未来を思考しようとする点が新鮮だ。最初から正解ありき、開発ありきではなく、結論にいたるまで、充分に意見が交換できたのか、相手の立場を思いやることができたのかで、住民の思いやその後の住みやすさは変わって2021/01/28




