角川ビーンズ文庫<br> 後宮の花詠み仙女 白百合は秘めたる恋慕を告げる【電子特典付き】

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角川ビーンズ文庫
後宮の花詠み仙女 白百合は秘めたる恋慕を告げる【電子特典付き】

  • ISBN:9784041131244

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内容説明

花の記憶を詠む能力ゆえに虐げられていた紅妍は、突然冷酷な皇子・秀礼により都へ連行される。
彼は皇帝への呪詛を祓うため仙術師を探していた。
紅妍は偽りの妃として後宮を調べることになるが、花を詠み、人の想いに触れるうち徐々に認められていく。
そして秀礼の本当の優しさや国を守る強さに触れ……「秀礼様のとなりが、わたしの居場所。だから守りたい」
これは不遇の少女が歴史に名を刻む皇子と幸せになるまでの物語。

【電子特典付き】
松藤かるり書き下ろしショートストーリー『いつか重なる日に』を収録!
紅妍をからかう秀礼がねだった褒美とは――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なみ

11
家族に虐げられていた仙術師の紅姸は、皇子である秀礼によって後宮に連れてこられる。 花詠みの力を使って謎を解き、鬼霊となってしまった人々の魂を、花渡しで浄化していきます。 この能力がとても素敵でした。 特に最後の花渡しのシーンが好きです! 最初は仙術師であることを隠そうとしていた紅姸ですが、少しずつ人々に認められていきます。 最後の方の秀礼さんがイケメンすぎて、気づいたら呼吸が止まってました。 末永く幸せになってくれ!2022/11/07

3
後宮物語。あと仙術。まあこんなもんでしょう。はい。2023/03/07

bulbul

3
ビーンズ小説大賞優秀賞&読者賞受賞作品です。ハーレム後宮の女の争いか~、とテンション下げ目に読み始めましたが予想を裏切る面白さ。理不尽な環境で虐げられていたヒロインが異能を切っ掛けにヒーロー達と信頼し心を寄せて…。切なくミステリアスな事件が盛り上げて読みごたえがありました。2022/11/02

ここあ

0
積読になっていたのを読めるかも?と思って読み始めたらスルスル読めた。24-372024/06/07

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