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内容説明
「プロレスはルールのある喧嘩である」
日本におけるプロレスの父、力道山はこのような名言を残した。
たしかにプロレスにはルールがあり、試合はその範疇の中で行われている。
激しい打撃戦、血生臭い流血戦も、ルールに基づいて行われていれば、それはプロレスなのである。
しかし、プロレスの長い歴史の中では、その範疇を明らかに超えた試合が存在する。
それらの試合を本書では「喧嘩マッチ」と呼ぶ。
力道山vs木村政彦、アントニオ猪木vsアクラム・ペールワン、アントニオ猪木vsウィリー・ウィリアムス、前田日明vsアンドレ・ザ・ジャイアント、ブルーザー・ブロディ&スタン・ハンセンvsミル・マスカラス&ドス・カラス、前田日明vsスーパー・タイガー、前田日明vsドン・中矢・ニールセン、ジャッキー佐藤vs神取しのぶ、橋本真也vs小川直也……。
いまでは伝説となったそれら喧嘩マッチは、どのようなものだったのか。
その試合は、なぜ起きたのか。
試合映像や選手のインタビュー、雑誌・書籍などから65の喧嘩マッチを考察、その舞台裏に迫る!
特別編として、北原光騎氏、齋藤彰俊選手、鈴木秀樹選手のインタビューを掲載。
当事者から見た喧嘩マッチを聞いた。
プロレスファンならば、絶対に観ておきたい試合がある。プロレスの奥深さを伝える一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナリボー
5
8/10 細かな間違いや誤字脱字が気になったが、筆者のプロレス愛が伝わってくるいい作品であった。2023/08/10
ベントレー
5
昭和から令和にかけてのプロレスの不穏試合と呼ばれるカードの解説本といったところでしょう。 多くの参考文献をベースに筆者独自の考察を添えています。北原光騎ら選手のインタビューは新たな発見もあり楽しませてもらいました。2023/05/11
Chili
4
結構、知らない試合もあった。本当はどうたったのかは、当事者同士しかわからない。2024/11/03
マメラッティ
3
特に目新しい内容はなくて過去を振り返る感じの内容。採用基準が複数あるが、これはどうかな~ってのも何件かありました。特別インタビューは各位面白かったです。2024/12/17
pudonsha
2
2000年代後半あたりからは点でしか見ていなかったが、鈴木秀樹インタビューが面白くて、そのあたりの試合をチェックしたくなった。2023/06/13
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