文春e-book<br> 光のとこにいてね

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文春e-book
光のとこにいてね

  • 著者名:一穂ミチ【著】
  • 価格 ¥1,900(本体¥1,728)
  • 文藝春秋(2022/11発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
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  • ISBN:9784163916187

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内容説明

『スモールワールズ』を超える、感動の最高傑作

たった1人の、運命に出会った

古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。
彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。ずっと一緒にはいられないと分かっていながら、一瞬の幸せが、永遠となることを祈った。
どうして彼女しかダメなんだろう。どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう……。

運命に導かれ、運命に引き裂かれる
ひとつの愛に惑う二人の、四半世紀の物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

1035
一穂 ミチ、3作目です。 同い年の女性同士の微妙な人間関係、読み応えはありますが、男性の私には今一つ理解出来ません。過去の原体験を引き擦っているだけの様な気もしますが・・・ https://books.bunshun.jp/articles/-/75702022/11/24

さてさて

1024
幼き日に運命の出会いを果たした結珠と果遠がその後の人生に再開と別れを見るこの作品。そんな作品では、美しい比喩表現の数々で彩られた物語の中に、全く異なった境遇の元に生きる二人の女性の四半世紀の物語が描かれていました。まさしく”毒親”という言葉で表現される大人たちが主人公たちを苦しめるこの作品。それぞれに訪れる様々な苦境の中に、今の世の生きづらさも感じさせもするこの作品。繊細に描かれる心の機微の描写の中に、何もかもが正反対でいて、だからこそ惹かれ合う二人の想いが静かに浮かび上がるのを感じた印象深い作品でした。2022/11/12

うっちー

880
二人とも運命に流されすぎているきがします2022/11/27

佐藤(Sato19601027)

878
結珠ちゃんと果遠ちゃんのそれぞれの言葉で綴られる物語。 もの悲しく、切なく、心を捕まれました。 この本に出会えて良かった。2023/01/13

829
幼い頃出会い少しの時間友達だった果遠と結珠。その時も高校時代も、急にいなくなる果遠。小さい頃出会った友達で、親の都合で急にいなくなる子って確かにいて、大人になった今もふと、どうしているだろうと思い出すことがある。現実的に、自我が確立し大人になって再会した時再度仲良くなれるのか?自分の夫や子よりも大事な存在になるだろうか?と設定にやや無理がある気もしますが夢中で読了。2人のそれぞれの親が問題ありすぎ。それぞれの夫が物分り良すぎ。果遠の住む団地のお隣さんのサチさん好きです。サチさんには幸せになってほしい。2023/05/29

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