内容説明
きき手のことならなんでもござれ。
左ききには天才が多い?
スポーツ選手は左ききが有利?
左きき短命説は本当?
なぜ右ききの人が多い?
きき手はいつ決まる?
きき手は遺伝する?
右ききと左ききの脳は違う?
きき手の矯正が人生に影響を与える?
旧石器時代人のきき手がわかる?
犬がお手をするのは左?右?
きき手をめぐるさまざまな言説に、学術研究にもとづいてアプローチ。
幅広いトピックを紹介して好評を博したロングセラーに、
新しい話題を追加し内容がさらに充実した「きき手大全」。
●目次
第1章 優れる左きき
第2章 安全でない左きき
第3章 きき手の諸相
第4章 きき手の決め方
第5章 なぜ右ききが多いのか――きき手成立のメカニズム
第6章 きき手と脳のはたらき
第7章 きき手はいつ現れ、いつ決まるのか
第8章 左ききの矯正はよいことなのか
第9章 動物にもきき手はあるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
スポーツは左ききが有利、左きき短命説、きき手は遺伝する?右ききと左ききの脳は違うなど、きき手をめぐるさまざまな言説に、学級研究に基づきアプローチした一冊。雑学的知識というよりはきき手をめぐるさまざまな言説に、学術研究にもとづいて考察してゆく内容で、左ききには天才が多い、なぜ右ききの人が多い、きき手はいつ決まるのか、きき手は遺伝するのか、右ききと左ききの脳の違いや旧石器時代人や動物の利き手など、俗説はあくまで俗説なのかな?という印象でしたけど、一方で有意な研究結果もあったりで、いろいろと興味深い一冊でした。2022/06/21
takao
2
ふむ2022/10/25