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内容説明
結果を出せるリーダーになるための
「基本の〈き〉」を身に付ける。
初めて部下を持つ人・チームを率いる人必読!
人はどうしたら動いてくれるのか。
迷ったときは、どう決断したらいいのか。
メンバーの対立はどう解消したらいいのか。
言いたいことはどうしたら伝わるのか。
数々の大胆な学校改革を実現し、教育関係者だけでなく、経営者やビジネスパーソンからもその手腕が注目されるカリスマ校長・工藤勇一氏。工藤校長が、生徒たちに自ら「リーダーシップの基本」を講義した全8回の特別授業がついに本になりました。
(目次)
第1回 人は簡単には動いてくれない
第2回 「それって本当か?」と問い続ける
第3回 失敗の原因は「目標の立て方」にある
第4回 いいアイデアを生み出す技術
第5回 情報のファクト・チェック!
第6回 人を生かす技術
第7回 対立を解決する対話の方法
第8回 心を揺さぶる言葉の選び方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayakankoku
14
リーダー像のイメージが変わった1冊。 学校で「リーダー養成講座」とかやれたら良いなぁと読みながら思いつつ、読了後には、仕掛け次第で講座をしなくたって、クラスなどでリーダーをうみだせるなとワクワクした。 内容からは少しずれるけれど、英語を学ぶ目的に対して、コミュニケーションをとるためや、異文化理解だけでなく、情報を得るためというのに納得!英語で情報を集めればまた世界が広がる!2023/01/02
文太
11
中学校校長である筆者が実際に中学校で教えた講座。15歳からのとタイトルにはあるが、大人でも全然参考になる。誰一人置き去りにしない姿勢、これは意識しないとなかなかできることではない。ついつい声の大きい方に自然と意見をまとめてしまうが、確かに声に出せない人もいるだろう。リーダーとして、細やかな気配りや観察も大切にしていきたいと思った。 2022/12/30
ユーユーテイン
8
著者は、リーダーになるのに才能はいらない、知識と技術を身につけて経験を積むことが大切だと主張する。一番心に残ったのは、誰一人置き去りにしない姿勢である。リーダーの仕事は活動に関わる全員を当事者にすることであり、自分に反感を持つ人を排除するのではなく、話を聞いてもらえるように言葉の細部にまで頭を使う。こうして人を引っ張っていくのか、と非常に感心させられ、勉強になった。本当に必要なことは、リーダーの覚悟なのだ。リーダーになるために知っておきたい基本の知識が、体系的に簡潔に書かれていてありがたい本である。2022/12/26
ススめがね
7
むしろ、大人がこの本を手に取るべきではないのかなぁと感じた一冊です。この国で使われるリーダーシップという言葉の用法が誤りの場合が多いことを痛感しました。 リーダーになるための、そして、リーダーを育てるための一つの解を示してくれる本です。2024/08/01
せっかちーぬ
7
ありがとうございます。勉強になりました。人は動かぬもの。自分で決めさせる。肝に銘じます。言葉の順序は今らさながら、ほんとうに痛感しております。大事。若い中高生向けに書かれた本ということで、そんなに若い時から学べる人たちは、驚異の力を身につけることでしょう。老害と言われないように、自分で決め、上手く協働しながら、社会で生きていきたいものです。2023/05/27