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内容説明
ロングセラー『マンガ能百番』を新装版で再刊行! 一曲につき12コマのまんがで、あらすじをわかりやすく紹介。能の用語集と曲ごとの解説も付いて、うんちくも語れちゃいます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すいれん
1
1つの能を説明2ページ、マンガ2ページで簡潔にまとめていて、とてもわかりやすい。「恋重荷」「山姥」「道成寺」も好きだけど一番好きなのは「紅葉狩」。「たえず紅葉青苔の地」から鬼がたくさん出てくる所大好き。考えてみたらお能ってアンハッピーエンドも多いけど、有耶無耶、もやもやしたまま終わるのも多いと今さら気づかされた。だから、ハッピーエンドは本当に「めでたけれ」で楽しい。幼稚園の頃から祖母の謡曲のお稽古について行ってたので、謡曲や能が好きな子供でした。…県文の柿落としも嬉々としてついて行ったわ(笑)2018/10/21
でろり~ん
1
すごい本でした。なんだかよく分からないものの魅力。分からないのに、何となく気になるもの。謡とか、何言ってるんだか聞き取れないし。能はそんな感じで、ちゃんと観たこともないのですが、どこか惹かれるものがあります。まんがで要約するのは大変だったでしょうけれど、ホントに百番あって、いったい演目っていくつあるんだろう、と驚くレベルの知識。日本人の宗教観、死生観、そういうところに働きかけるものなんでしょうね。意識。生きていた人の想い。植物の気持ち。すごい芸術なんですねえ。2018/08/05
さよならハードモード
1
これはあついね。 国を考える時大切なのは、政治は財務と防衛と外交の独立ですよね。生活は食料とエネルギーと情報の独立ですよね。それらが不当に諸外国から侵されても、国民にできる抵抗は結構ある。家族と自分を大切にして、啓蒙活動をしたりデモをしたり伝統文化に触れる事。その伝統文化の取っ掛かりとして面白く読めました。いい買い物をした。2011/09/15
残心
0
「能」の初歩として乱読。 ハリウッド映画とは対極にある、日本人の感性そのものか。 主人公が過去の遺恨などで「幽霊」となって現れるのが基本になっていたなんて知らなかった。 そしてその臨場感を皆で共有する場が「能」のようです。「平家物語」などの昔の逸話が語り継がれたのも、「能」の影響が大かも。 まだまだ研究不足である・・・。2016/03/08