内容説明
小さな町のはずれの古い家に、はなげばあちゃんが住んでいました。鼻の穴からもっさりと鼻毛がはみ出ていて、町の人々から「汚らしいねえ」「品格のかけらもないな」「まったく困ったもんや」と噂されても、はなげばあちゃんはみてみぬふりをして通っていきます。だれもが生えている鼻毛をテーマにしたこの作品は、奇想天外なストーリー、ユーモアに富んだ会話、芸術性の高い挿絵からなり、子どもたちの興味をそそる作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
34
無茶苦茶なばあちゃんの続編はやっぱり無茶苦茶でした!「単なる悪者じゃん…」と娘。ははは、確かに。でもこういう人も楽しく過ごせる懐の深い街もいいもんじゃないですか!しかし今後の展開も気になるな。2022/03/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
4年生ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】面白そう、と思ってもらえるような短めの本を選書。宿題にはしませんが、「面白かったところ、クライマックス」を読み終えたら考えてね、と紹介しました。こちらもやっぱり食いつきが良かったです。鼻からピョロリと鼻毛の伸びてるはなげばあちゃん。実は鼻毛が伸びて、ネコ1匹とネズミ3匹を乗せ、食べ物を盗んでしまいます。『はなげばあちゃん』 https://bookmeter.com/books/292333 と一緒に紹介。2021/12/15
ぽてちゅう
10
確かにふつうやない!これは盲点。作者は子供の頃から、鼻の穴に興味津々だったそう。興味が高じると想像力MAXでこうなるんだぁ・・書いててさぞ楽しかったろう。まあ、髪がひゅるひゅる伸びたり蛇になったりする話があるんだから、鼻毛がビュンビュン出たり入ったりしたっていいじゃない。子どもにはウケるのかな?(反応が知りたい)大人は・・好き嫌いが分れそう。ほな、さいなら。2019/12/07
遠い日
6
ナンセンスでシュール。タイトルがもうキャッチーです。ただただすごい、鼻毛ばあちゃんの鼻毛。生きた鼻毛の、わけのわからなさに、ぐいぐい押されていつの間にか鼻毛ワールドで右往左往。いや、すごかった!くれぐれも伸びた鼻毛には注意が必要です。山田真奈未さんの絵もすばらしい。2018/12/29
2時ママ
2
次女 小2 ひとり読み。2018/11/22




