ぼくのなまえはへいたろう

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ぼくのなまえはへいたろう

  • 著者名:灰島かり/殿内真帆
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 福音館書店(2022/10発売)
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  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834084085

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内容説明

へいたろうは、自分の名前が好きではありません。クラスの子にからかわれたからです。へいたろうは、いろいろな人に「名前」について話を聞くことにしました。改名のこと、世界の奇妙な名付け、人気の名前などを知ったへいたろうは次に、両親に自分の名前の由来を聞いてみることにしました。自分の名前と向き合う、へいたろう。はたして自分の名前を好きになれるのでしょうか。名前を通して自分自身や家族のことについて考えます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

31
小一長女が学校の読書感想文で『しげちゃん』の指導を受けているとのことで、"名前"に因んだこの絵本を読友さんであり先輩司書さんからご紹介いただきました!娘は今まで自分の名前について考えたことがなかったようで、名前に込められた意味や願いを知り、親子で考えを深めるいい機会になりました。千代子さんの実話にも、寿限無がいたと驚いてました!自分の生き方次第で名前の印象も大きく変わることに、大人の私は納得。平太郎くん自身の心の動きが感じられる最後、とてもよかったです!娘の心にも込められたメッセージ、届いてくれたかな♪2020/08/26

わむう

22
自分の名前が嫌いなへいたろう君は、お友達や周りに人に相談したり名前を変更することができるのか、いろいろ調べ始めます。しかし両親がなぜこの名前にしたのか理由を聞いてほんの少し自分の名前が好きになりました。2019/11/07

ヒラP@ehon.gohon

21
息子が小学生だったころに、自分の名前の由来を調べてくるという宿題が出たことがあります。 名前には、親の思いや願い、時代の流れなど様々なものが込められています。 時にはいじられる材料になったり、人と比較されたり、人と間違われたり…。 でも、自分自身を象徴してくれるのが名前です。 この本は自分の名前を考えつつ、受け入れることを教えてくれています。 「平太郎」って、結構いい名前だと思いました。2018/08/07

おはなし会 芽ぶっく 

20
おはなし会で読むより、個人で手にとって欲しい本。キラキラネームが多い時代に、ぼくの名前は平太郎。自分の名前にしっくりこない子もいるでしょうね。どんな名前だって、へいたろうのお父さんが言う通り、親の思いが詰まっているんです。『しげちゃん』と併せて紹介したいな。2019/11/10

みつばちい

18
息子のクラスメイトがビブリオバトルで紹介したと聞き図書館で借りて息子たちに読んだ。むらしげへいたろうという渋い名前が嫌いな主人公。この前ニュースで王子様から改名した方の話もあったけど、この本の中でも長すぎる名前のおばあさんが改名した実話も出てくる。でもへいたろうはみんなに笑われるわけではないから改名は無理と聞き、両親になぜこんな名をつけたか聞いてみる。色んな人と話す中で、へいたろうという名は変えられなくても、自分自身の生き方次第で、名前の方をみんなにカッコいいと思わせることができると悟る。2019/03/19

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