内容説明
五歳のオバケ長七郎は、未熟で、消えることも、なにかに化けることもできません。はやく一人前のオバケになって、みんなをこわがらせたいと努力しますが、商店街の子どもたちやおとなにまで大人気。ちっともこわがってもらえません。そんな長七郎が、消えることができたら、こんどは、元に戻れなくなったり、おかしな事件がつぎつぎとおこります。人情味あふれる商店街を舞台にした、オバケのゆかいな物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chimako
61
【ビブリオバトル紹介本】手のひらにすっぽり納まる小さなオバケ。やなぎした商店街のはずれにある古道具屋『へなもんや』の源ジイに拾われた。町内の子どもたちの人気者になった長七郎。実は30円で売られていたのです。ある日バナナの香りの消しゴムで姿の消えた長七郎。お風呂上がりの牛乳でまた姿をあらわします。みんなとクリスマスを過ごし、お花見をし、お誕生日がやってきた。いつの間にか源ジイにとっては家族になっていた長七郎。今日も元気にやなぎした商店街を飛び回っていることでしょう。きむらなおよさんの絵もてもよ良いです。2015/08/25
はる
58
ほのぼの。小さなオバケの子・長七郎を拾った小道具屋のおじいさん。ふたりは一緒に暮らすことに。頑固で気難しいけれど、本当は照れ屋で優しいおじいさん。長七郎が次第にかけがえのない存在になっていきます。無邪気な長七郎の楽しい物語。挿絵の長七郎がとても可愛い。2019/09/18
パスティル
13
古き良き時代の商店街と季節感が随所にあって、なかなか面白い。おばけの長七郎が、源じいとさまざまな人と触れあう。こんなかわいいオバケだったら隣にいて欲しいな!おすすめの児童書です。大人でも十分に楽しめます。2014/09/13
クサナギ 「読んでる本」=「バイブル本」
8
長七郎がかわいすぎる!商店街の、ほっこりした感じがステキ。長七郎の親代わり、源ジイも大好きだなあ。挿し絵もかわいくって楽しいお話。2013/08/22
頼ちゃん
6
みんないい人ばかりのこんな商店街に住みたいなあ。長七郎も可愛いし。絵もすごく可愛い。2017/06/26
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