内容説明
南の海で産まれたうなぎのうーちゃんは、潮の流れに乗り日本にやってきます。海から川へと上るうなぎを狙って、漁が行われます。ここで捕獲されたシラスうなぎを養殖したものを、私たちは普段食べているのです。漁から逃れたうなぎは川を上り、川で5~10年近く暮らします。様々な試練を乗り越え、再び海へ戻るうなぎの大回遊の物語。うなぎを通して、現代社会が抱えている環境や資源の問題なども感じていただければと思います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
91
読友さんのレビューから読みたくなった本です。 鰻が皮膚呼吸もできるなんて知らなかったなぁ〜2015/07/24
あん
76
もうすぐ土用の丑の日。4年生の国語の教科書に「ウナギのなぞを追って」という作品が載っていたことを思い出して読んでみました。ウナギの一生が、絵と文でとてもわかりやすいです。ウナギの生態はわからないことが多いそうだけれど、この先解明されて、ウナギの保護に繋がればいいなぁと思います。2015/07/12
☆よいこ
70
南の海で生まれたうーちゃんが1年かけて北をめざし、川をのぼり大きくなり、10年過ごした後海に帰るまでの一生をおった絵本。読み聞かせ、しっかり10分くらいかな。2019/07/04
itoko♪
68
お気に入りさんのレビューで知り、他著者の『うなぎ一億年の謎を追う』を読了したこともあり、手に取りました。小さなお子さんにも、うなぎのうーちゃんの一生が、日本の四季や環境問題なども交えながら、分かりやすく紹介されています。「うんにょろ うんにょろ うなにょろり」と泳ぐ表現が何とも愛らしい。小さなお子さんだけでなく、大人の方が読んでも きっと興味深いですよ。2015/07/23
アムステルダム
31
てっきり、川や沼にいるんだと思っていました。海、そういえばと思いながら読んでいましたが、まさか同じ場所で産まれて、またそこに戻るなんて。ウナギというと食べ物としてしか、考えていませんでしたけど、今日からはちょっと愛おしく感じてしまいます。 うーちゃん! でも時々、いただきます。2014/07/05
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