内容説明
「僕はずっと、誰かに僕のことを知って欲しかったのだと思う」歯科クリニックに勤める雇われ歯科医のススメ。小さい頃から人とのコミュニケーションが苦手な彼は、スマートな他の先生たちに憧れ、歯科衛生士たちの反応を過剰に気にし、前向きに生きるためにつけたはずの日記にもいつしか毒を吐いている。やがて、アロマオイルの店を営む宮子さんに恋心を抱くが、彼女にはある秘密があった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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52
🌟🌟🌟🌟☆。(🌟×3.8)約10年の歳月をかけて上梓した600ページを越える渾身の力作。来年3月に著者がメガホンを取った映画が公開予定なので予習として読んでみた。日記調で語られる物語はとても読み易くサクサク進む。主人公の歯科医のススメ先生はとにかくネガティブな思考の持ち主で物事の考え方、言動がとても俺と酷似していて気持ち悪かった。笑。うん、俺が女でもこんな男はキライ。やってもやらなくても後悔ばっか。太宰治かと思った。ってか、コレでよく歯医者になれたなぁ。自分が患者ならこんな先生はイヤ。怖い。笑。2022/12/15
駒
8
前半はもう、私のことか、と。自意識過剰。被害妄想。自己嫌悪。刺さりまくった。刺さらない人には刺さらないんだろうな。羨ましい。後半は主人公と共に宮子に振り回される。ちょっと読むのがしんどかった。成長物語ではない。こんな自分と付き合っていかなければならない。でも私にはハッピーエンドだっかな。2022/12/24
JUN
3
理性もなにもかも消えていくように2022/12/19
takao
0
ふむ2025/03/12
Y Murakami
0
他人を身勝手な解釈に当てはめて、結局自分が嫌になるという無限ループを繰り返しているのは自分だけではないのだと、ススメという人間に意図せず励まされたような気がする。