角川文庫<br> 自滅

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角川文庫
自滅

  • 著者名:柴田よしき【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2022/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041125311

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内容説明

「この作品を読んでいる最中、何度も何度も泣いてしまった」(解説より) 作家 田辺青蛙

生まれた時から自己主張が苦手で、不満を口にすることができない由佳里。狭苦しく選択肢のない実家を出て、東京で大学を卒業し会社員となった由佳里は、そりの合わない上司の鈴本から理不尽なことで文句を言われ、罵倒される毎日を送っていた。「死ねばいいのに」現実逃避するのに昇ったビルの屋上で呪詛を吐いた翌日、由佳里は会社で鈴本が失踪したと聞く……(「自滅」より)。
女性たちの心の闇に迫る戦慄のホラー短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

44
空虚で暗い短編集。でも何故か惹きつけられて読んでいました。2022/12/02

ぽろん

32
女性の心の闇を描いた短編集。柴田さんがこの様な小説を書かれるとは、意外だった。なんだか、みんな、報われない結末に心が重くなった。因果応報??2022/11/24

28
特に泣くことはなかったけど。確かに可哀想な女性しか出てこなかったが戦慄するほどホラーではなかったかな。2022/12/03

あき

24
「女性たちの心の闇に迫る戦慄のホラー短編集」とのことだが、全てホラーというわけではなかった。どの作品も女性の自分語りがベースなので読者としては心許なさがつきまとい、早く全貌が知りたいと思いながらも焦らされる。結末は驚きがあったり、やっぱりと思ったり、切なくなったり。女の理不尽さ、卑屈さ、鬱々した感じを男性が書いたのかなという印象。2023/08/12

22
女性が主人公の短編5篇。それぞれ闇を抱えていて、私にもリンクするものはあるのだけれど、イマイチ刺さらなかった。「隠されていたもの」は面白かったかな。2022/10/26

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