二見サラ文庫 はけんねこ～今宵、野良猫たちにしあわせを～

著者名：中原一也

二見書房（2022/11発売）

• ISBN：9784576221335

内容説明

野良猫も飼い猫も、一人と一匹の絆がそこにある

人間の手はね、お日様よりずっと気持ちいいのさ。
一度味わったら忘れられないんだよ。

人間の気まぐれは時として俺たち猫の命を救い、思い出というほろ苦い宝物を残す。一度覚えちまった優しさは、いつまでも心の奥底で息づいている――。野良猫として生き、人間を勝手な生き物だと思いながらもどこか信頼しているちぎれ耳。CIGAR BAR「またたび」に集うNNN（ねこねこネットワーク）のメンバーが、猫好きな人間へ最高の野良猫斡旋をいたします！　野良を生き抜いたすべての猫たちにしあわせを――。

KORIRI・装画

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[小梅さん。]

あああ、うっかり出先で読んでしまって涙腺がやばかった。 もーーー、そんなに泣かせないでよ。 「不美人」は、お、「街の灯」？それともシラノかとか、なんて気づいてるよー、なんて油断した。 あんこばあさんの話にいたっては、序盤からかなりやばかった。 タキシードと神父さまとか、飼い主の資格とか、反則級。 みんな、どのにゃんこも幸せになっておくれ。

2022/09/20

[黒ひつじ]

とにかく、このシリーズは泣かせる。通勤途中で読むと涙目になり困った。 でも、猫目線で読むからとにかく切なく、楽しく、うれしく・・・・ また一巻から読みなおそう。 あんこ婆さん、一念貫徹。

2022/12/15

[読書好き・本屋好き堂]

シリーズ第４弾。 プレゼント企画で当選したサイン本😺 １〜３弾まで積読で未読だったので時間がかかってしまった😅 今回も涙が溢れて仕方なかった😭 でもラストは、泣き笑い🤭 あんこ婆さんが？！笑 読んでからのお楽しみ🎵

2023/04/18

[へへろ～本舗]

喫茶店で読んでて泣いてしまった…今回もいい話が多くて良かった。涙腺の弱い人は注意です。

2022/09/30

[エミリ]

もっと注目されてほしい作家さんだと思う。 季節の景色と登場人物や猫たちの気持ちが絶妙にマッチしていたり…。 読み応え十分なお話でした。あんこ婆さん良かったね(T_T) 私自身、猫好きなのでシリーズ1から、恐らく全部の章で泣いてます。

2022/12/11