内容説明
戦略的コミュニケーションは、情報化と価値外交の時代の新たな政策課題。言語、行動(あるいは非行動)、イメージやシンボルを用いて、自分の政策目標の達成の助力になるように、相手の行動や態度を変更させることを目的とした外交・安全保障政策の実施を指す。情報通信技術の進展に伴い、外交・安全保障も政治社会におけるコミュニケーションとその影響をよく理解し、変化に適応する必要がある。だが残念ながら日本では十分に理解されていない。本書は、戦略的コミュニケーションを、理論的・歴史的、公共政策的視野にもとづいて第一人者が解説する初めての書である。
目次
第1章 戦略的コミュニケーション――戦略の模索と創出
第2章 前史――権力と空間、時間の構築
第3章 構築――ナラティブと国際秩序の構築
第4章 防衛――価値の防衛
第5章 レジリエンス――社会の分断の防止
第6章 実施――原則と制度
感想・レビュー
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