内容説明
世界が評価する「日本の社会福祉」を体系的に解説
人気講義を書籍化した本格的テキスト
【主な内容】
高齢化は社会に何をもたらすか/高齢者の自立支援としての新しい介護システム/措置との決別:社会保険方式の導入/介護の社会化:家族依存介護との決別/自立支援・高齢者保健福祉3原則/要介護認定とケアマネジメント/介護保険が目指すケアとは/個室・ユニットケア原則/在宅介護としての居住系サービス/北欧の高齢者住宅政策/認知症ケアの標準化/介護保険をめぐる論争/介護保険の到達点:地域包括ケアネットワーク etc.
目次
はじめに
第1章 介護保険前史(1) 救貧としての老人福祉から介護保険制度の施行まで
第2章 介護保険前史(2) 日本型福祉社会論──100万人の寝たきり老人
第3章 高齢者介護・自立支援システム研究会
第4章 介護保険が起こしたパラダイム転換(1) 措置との決別──社会保険方式の導入
第5章 介護保険が起こしたパラダイム転換(2) 介護の社会化──家族依存介護との決別
第6章 介護保険が起こしたパラダイム転換(3) 自立支援・高齢者保健福祉3原則・help to self-help
第7章 介護を科学する 要介護認定とケアマネジメント
第8章 介護保険を支える「ケアの哲学」(1) 在宅介護原則 生活の継続性の保障
第9章 介護保険を支える「ケアの哲学」(2) 個室・ユニットケア
第10章 介護保険を支える「ケアの哲学」(3) 第三類型──居住系サービス
第11章 介護保険を支える「ケアの哲学」(4) 認知症ケアの標準化──グループホーム・小規模多機能・認知症サポーター
第12章 介護保険をめぐる論争(1) 現金給付と介護手当
第13章 介護保険をめぐる論争(2) 生活援助(家事援助)をめぐって
第14章 介護保険の到達点 地域包括ケアネットワーク
図表の出所一覧
用語一覧