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内容説明
未知の土地,人間,動植物を見てみたい──そんな好奇心や欲望が人を探険や冒険に駆りたてた.熱帯の観察から進化概念を見つけたダーウィンやウォレス,新大陸や太平洋の島々を旧世界にむすびつけたコロンブスやマゼラン,極限の自然に挑んで極点をめざしたアムンゼンやスコット.彼らの物語は読み手の心をとらえて離さない.
目次
探険と冒険の経路図
ビーグル号の航海ルート/コロンブスの第一次航海ルート
マゼランの世界周航ルート/クックの第三次航海ルート
スコット隊とアムンゼン隊の南極点往復ルート
ナンセンの北極探険ルート/ユア号の航行ルート
I部 博物学の世紀
1章 ダーウィンと進化論
2章 ウォレスと進化・分岐の発見
3章 フンボルト、オリノコ川をさかのぼる
II部 大航海時代
4章 コロンブスの大西洋横断
5章 マゼランによる世界周航
6章 クックの南太平洋探険
7章 クックの北太平洋航海
III部 極地探険
8章 南極点初到達めざして
9章 フラム号とナンセン
10章 ユア号の冒険
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あっきー
18
⭐4 スイスイ世界史の本を読めるのは大変気持ちが良かった、ダーウィン、フンボルト、コロンブス、マゼラン、クック、スコット、アムンゼンなど名前は知っているが良くは知らなかった探検家、冒険家をザックリ紹介する2023/05/21
白義
14
進化という概念そのものを生んだダーウィンやウォレスの、未開の島や熱帯での驚異の体験、後に帝国主義の足がかりとなる大航海時代の航海者たちの航跡。数々の冒険に挑んだ男たちの物語を静かな熱を込めた筆致で語りながら、それが世界に与えた影響も抑える、単に胸がわくわくするだけではないませた子でも読める冒険記。といっても世界への意義はそれぞれの章の末尾にちょろっと出てくるだけであまり説教くさくなく、冒険者達への敬意が全編を貫き冒険の間はそれだけに熱中出来るのがとてもいい。それぞれの章の中で大まかに繋がっているのもよし2015/08/19
aki
9
博物学、大航海時代、極地探険の3つのジャンルの物語り。テンポ良く一気に読めて非常に面白い。より詳しい探険記にも手を出したくなる。2024/10/27
takao
1
ふむ2023/05/27
郷里
1
小説と伝記の中間みたいな文章で、ワクワクしながら読めた。見知らぬ地への冒険はロマンだけど、実際にはその先に植民地支配や先住民族との争いがあったこともちゃんと書かれている。南極点到達の経緯は、アムンゼン視点でなくスコット隊視点で読むと全然違う印象になるなあ。2010/11/30
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