- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
死後、我々はどうなるのか。「肉親」と再会できるのか。「前世の記憶」「輪廻転生」は、全くの迷信なのか。なぜ、「死者との交信」が起こるのか。「幽霊」や「地縛霊」という現象の正体は何か。我々の「未来」と「運命」は、すでに決まっているのか。なぜ、無数の人々が「神」や「仏」を信じてきたのか。なぜ、「最先端の科学の知見」と「最古の宗教の直観」が一致するのか――。この本を読み終えたとき、あなたの人生が変わる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
182
読んでいて、自分がお花畑上空を漂っているような気がしてきた。読後感は瞬間的な清涼剤のようでもあるのだが、あまりお勧めはしない。残念なことに、本書に書かれていることは、ZPF(ゼロポイントフィールド)仮説とはあまり関係が無かった。スピリチュアルやオカルトではありません、これは科学ですと書いてあるが...「説明できないものは存在しない」と考えることが現代科学の欠点と述べているのだが、そんな主張を述べた科学者はいたのだろうか。2023/01/16
ehirano1
180
「ゼロポイントフィールド」の存在が前提であり、仮説のための仮説という感じでしたが大変興味深い内容でした。ゼロポイントフィールドの存在が科学的に証明されれば死が存在しないことが証明できるかもしれないと思ったりもしました。「生」は科学する(≒科学で説明できる)ことが出来ますが、「死」もまた科学することが出来る日が来ることを願って止みません。2023/06/04
ムーミン
116
あくまでも仮説であって、いろいろな受け止め方ができると思いますが、私自身のこれまでの体験や経験の数々の不思議と重なること、腑に落ちることがいくつもありました。「宗教と科学の融合」これからの未来に期待をしたいと思います。2023/08/12
hit4papa
107
人は死んだらどうなる?という素朴な疑問を量子科学の観点から解き明かすもの。著者は、宇宙の誕生から量子真空、ゼロ・ポイント・フィールド仮説によって、世の中の不可思議現象を説明し尽くしてしまいます。人類の全ての情報が波動として記録されたデータベースであるゼロ・ポイント・フィールド。ポジティブな思考が、ゼロ・ポイント・フィールドへのコンタクトを容易にするようで、天啓を得るためには心構えが必要とのこと。これらは、筆者の体験談に基づくところが多く、首肯するまでには至りません。宗教と科学の架け橋の重要性は納得です。2024/11/13
kk
83
全ての物質の本質はエネルギーであり、何もない真空であってもそこには万物を産み出す可能性に満ちた波動の場が存在している、みたいな「ゼロ・ポイント・フィールド」仮説。その視点から人間の実存や生死を見つめ直し、人生の意味合いにまで論を展開。リン・マクタガートとかの焼き直しかな、とか、「神」だの「霊」だのを「ゼ」フィールドに言い直してるだけじゃないか、とか思ったりもしましたが、「死」と「自己」の関係に真面目に向き合うところとか、「ゼ」仮説と法華経の如来寿量品を結びつけたりする発想など、かなり感心しました。2023/04/18