すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力

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すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力

  • ISBN:9784862763327

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内容説明

「ソース(創造の源)は誰か?」に目を向ければ
チームが息を吹き返す

トップダウン×ボトムアップ
2つの力を創造的に活かす
新たなリーダーシップ

「もし私が事前に知っていたら、必ず『ティール組織』で紹介していた」
by フレデリック・ラルー



◆ソース原理とは

500人以上の起業家・経営者による研究からピーター・カーニックが見出した、
「人がビジョンを実現しようとするプロセス」を捉える原理原則。
「ソース」とは、「アイデアを実現するためにリスクを負って最初の一歩を踏み出した個人」であり、必ず1人しかいないとされる。
最初の一歩を踏み出した瞬間に「クリエイティブ・フィールド」(創造の場)が生まれ、
そこに惹きつけられた人々が集まり、さまざまな役割を担いながらビジョンの実現に向けて
共にイニシアチブ(創造活動)に取り組む。

本書は、起業家のトム・ニクソンが自社やクライアント向けにソース原理を実践した経験から、
イニシアチブの立ち上げから、組織づくり、採用、事業承継、お金との向き合い方まで
具体的な実践方法を示した一冊。

近年注目を集める『ティール組織』著者のフレデリック・ラルーが、
「もし私が事前に知っていたら、必ず『ティール組織』で紹介していた」というほど
重要な概念として紹介されたため、世界中の次世代型リーダーが学び、実践しはじめている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくみくた

5
38冊目。ソースの役割は、1人の個人が、傷つくかもしれないリスクを負いながら最初の一歩を踏み出し、アイデアの実現へ身を投じたとき、自然に生まれるものだ。ソース原理の大前提は、 「1人ひとりが自分の人生のソースである」 です。 ある活動においてはソースであっても、違う活動においてはサブソースとなるかもしれません。誰もが自分の人生のソースであるという前提があるため、特定のイニシアチブのソースであっても他の誰かの人生を蔑ろにすることはできないのです。2023/08/06

Yuko

2
ずっと持ち歩いていたがなかなか読み進められず、図書館から何度も返却依頼のメールが入った。 滞りの原因は、今抱えている(本の中の例と比べたらほんとに小さな)プロジェクトの進め方など、力不足を感じているからだろうと思い当たる。創造の源、ソースになれない自分が歯がゆく、この本を開くたびに落ち込んだ。タイムリーなのか、今読むべき本だったのか、分からないまま返却。Part3 本来の自分を取り戻すマネーワーク 18お金は自分を映す鏡(p338~)が一番響いた。 2023/06/15

Haruki

2
傷つくリスクを負いながら最初の一歩を踏み出す創業者をソースと称し、イニシアチブというビジョンに従ったエネルギーを放つクリエイティブ・フィールドが広がる。そのフィールド内でソースを根幹に据えた上で、参加者がそれぞれの役割をサブイニシアチブ、サブソースとして発揮していくことで創造性が発揮できるとする。その原則に沿った形で組織を形成していくべきで、組織の判断基準、文化、採用、給与、財務、事業継承なども刷新される。著者は具体的な事業をソース原理に基づいて実践。ティール組織等「新しい世界観」に基づいた経営論である。2023/04/16

Luo Yang

2
すべての取り組み(会社とか組織とか……)には、一人の「ソース」がいる、という考え方。こう考えると色々なことが説明がつくので納得感がある、強力な考え方だと思う。これに該当しそうな人が何人もいる。逆に、ソースそのものや、ソースの不在から生じている問題というのもすぐにいくつか思いつく。組織図による権力ではなく、創造における自然な階層構造から生じる権威。そういうものは、間違いなくある。否定しても仕方なく、認めて活かしていく必要がある。そういうことを思いました。2022/12/25

ケイケイ

1
🌟トップダウンで自由な発想が織り込めない組織マネジメント、またボトムアップで、ソリューションが小さなものに留まってしまう。その課題を解決するティール組織と同じく、このソース理論。創業者が持つエネルギーのクリエイティブフィールドによる拡大や後継者への伝承など分かりやすく構造化した一冊。2023/07/09

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