ワニブックスPLUS新書<br> グローバリズム植民地 ニッポン - あなたの知らない「反成長」と「平和主義」の恐怖 -

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ワニブックスPLUS新書
グローバリズム植民地 ニッポン - あなたの知らない「反成長」と「平和主義」の恐怖 -

  • 著者名:藤井聡【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • ワニブックス(2022/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784847066801

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内容説明

このままでは日本は米中の「グローバリズム植民地」になってしまう!!

コロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻を経ても他の主要国が成長し続けている中、日本だけが経済規模を縮小させています。

この原因こそ、我が国独特の思想である「反成長」と「平和主義」にあります。
これら2つの思想が、これまで行われてきた新自由主義的な政策や、近年高まりつつある環境保護を訴える運動と重なり、日本の国力が著しく低下することとなりました。

一方、成長なき国をアメリカが守る理由はもはやなくなり、中国との間で緊張が高まり続ける尖閣諸島などで有事が起きても、そのまま明け渡すことになりかねません。

本書は、現在日本がおかれている状況を、元内閣官房参与が過去の植民地事例を交えながら丁寧に解説します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

53
本書からは、これまで知らされる事の少なかった戦後の日本とアメリカの歴史、憲法9条とりわけ第2項の存在と、派生する平和主義・反成長の思考が、現代日本の社会・政治・経済を根っこの所で規定している事を、強く意識させられる。先人が営々と創り上げてきたわが国の国土・文化が、本書が記すが如く侵されるのは残念でならない。国家がただあるのではなく、外には世界の中でどんな形で、内にはどんな歴史と文化を秘めて存在するのかが大切なのだ。アメリカの属国を脱し、将来の中国の植民地化から逃れる時は、今を措いて他にはないのではないか。2022/11/22

belalugosi6997

17
「愛国者ゆえの 反日」。平和主義を批判し、米帝から自主独立を目指し、中国からの経済的な独立を目指す。金融業は米帝に、製造業は中国に支配される。著者は「新帝国主義」と記す。これらから抗うためは、「富国強兵」である。そのためには、経済成長以外にない。ここで我が国には致命的な欠陥がある。国民、官僚、政治家達に蔓延する、反成長主義。細分化すれば積極的反成長、消極的反成長、緊縮主義と分かれる。豊かで安全で安心した社会形成には経済成長、積極財政が不可欠である。著者の主張はメディアに出演時より文章で読むとでは迫力が違う2023/12/03

roatsu

14
短い本だが、今現在我が国が抱える死に至る構造的問題をわかりやすくまた強い危機感を抱かせる筆致で説く一冊。著者の様に事態が見えている人には辛い執筆だったろうし、同様に心ある読み手にも辛い。結局のところ、今の日本が抱える構造的問題は一貫しており、日本人から自主独立の意思を半永久的に喪わせ家畜化した戦後レジームという枷と恥知らずなその受け入れに端を発しているということ。長きに亘り政官民の心ある日本人が繰り返し説いてきたことだが、正直なところ自分ももうお手上げの様に感じもする。敗戦で滅亡した日本という国の死骸が、2023/01/31

T坊主

11
著者の言うとおりだと思う、日本のお金を低金利でアメリカ等に渡し、それが中国に行き、大発展させられその儲けた金で軍拡したり、日本を買われたりしているのも日銀政府が米の言いなりになっているからだ、自分の首を自分で絞めている。日本が低成長なのも、政府、政治家、官僚、学者、マスコミが米に洗脳、コントロール去れ、呪縛、うまい利権、地位から逃れたくない、自分の欲望からだ、日本のよき伝統を取り戻さなければ、今度は落ちぶれた米から中国の属国になりかねない、いやすでになっている。新中議員の多さからもわかる。 2024/04/28

新父帰る

8
2022年10月刊。これは藤井氏が日本国民に警鐘を鳴らすために書いた警世の書である。日米戦争に敗れ、事実上米国の属国の地位に甘んじている日本が真に独立国家として生きて行く為の諸策が記されている。天皇陛下がグローバリズムの権家ロックフェラー家と親しくされている事は夙に知られている。著者は日本が主体性を持った国作りをしないと、アメリカにも見捨てられ、やがては中国がアメリカから宗主国の地位をとって代わると主張する。ただ、今の中国を見ると、到底アメリカに取って代わるだけの国力はないし、今後もないと思うのは私だけか2023/01/31

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