伊藤ふきげん製作所 思春期をサバイバルする

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伊藤ふきげん製作所 思春期をサバイバルする

  • 著者名:伊藤比呂美【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 中央公論新社(2022/10発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120055775

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内容説明

思春期の「あのふきげん」とどう向き合うか。
家庭に1冊、備えて安心、悩める母の奮戦記。

子どもがつまずき、傷ついたとき、ベッド手ただただ、話を聞くこと。
体の変化を受け止めること。子どもを、そして自分自身を肯定すること。
いつかはきっと、笑顔になれる。
過激でまっとうな比呂美さんの子育て!

新収録を加えエッセイ増量。長女カノコからの一文も。
パワーアップして名著復刊。

〈読者の声続々!〉
「こんな母であってほしいと願ったし、こんな母でありたいと今は思います」
「いきなり海外で学校生活。姉妹と母親のしんどさがひしひしと伝わる」
「産む前に読んで、育てたあとに読んだら、別の本みたいで二度美味しい!」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

55
【書くという行為は、私の目を通して見る行為】思春期の“不機嫌”とどう向き合うか。継父との関係や海外生活のカルチャーギャップも相俟って、娘たちとの攻防の日々は果てしない――。2000年初版の奮戦記に10編を加えた増補版として復刊。懐かしく再読。装画が、山本直樹。2022年に書いた「あとがき」では、<『良いおっぱい 悪いおっぱい』『おなか ほっぺ おしり』の頃ならいざ知らず、相手は思春期。おもしろかったけど、それ以上に苦しかった。そうすると書きたくなるんです、わたしは。書くことで乗り切ろうとするんです>と。⇒2023/11/11

たまきら

44
夫が娘の思春期に手を焼いているのでちょっと本棚に置いておいたんですが、あら、これは役に立たないかな?離婚後娘を連れて渡米したお母さんによる赤裸々なエッセイです。まず彼女が隠さずきちんと書いていることを褒めたいです。ふつうこんな話したくないだろうに…。同時にきっと苦労したであろう娘さん達を褒めたいです。自分も16でアメリカに引っ越して苦労したからなあ。思春期以上の理由が、彼女たちの不機嫌の後ろにある。だからこそ我が家とは少し違う。けれども親の無作法への気づきは学べました。親って本当に横暴…。2023/07/12

あられ

10
表紙の山本直樹さんにひかれつつ、言わばジャケ買いならぬジャケ読み(笑) 離婚、再婚、カリフォルニア移住。。。「思春期をサバイバルする」ことにもなろうかと、他人事なので思う。うちも不登校になってこじらせたやつが約1名。。。はい、仕事に逃げておりました。←仕事のほうがよっぽど楽。あと、生活かかっていたし。カノコさんもサラ子さんもトメさんも他人じゃない気がするような。。。もう子育てとか無理って思いつつ、孫はまた違うのだろうか。やっぱ無理かなぁ。←孫ができる気配がない。2022/11/27

アイリーン子

4
旧版と文庫版をまだ二十代の頃に読んだのだけどその時の私はまだ未婚で子どももおらず「大人はわかってくれない」と言わんばかりのカノ子やサラ子に共感した。既婚子ありの今読むと、徹頭徹尾伊藤さんに共感しかなかった。率直なんだ、全部。いやマンガに対する見解なんかはだいぶ違うけども(時代の違いもあるからなー)なんかもう共感しすぎて全編泣けた。ほんと「親の心子知らず」よね。でも全身で世界を拒絶しながらどうにか受け入れようともがくカノ子やサラ子の痛々しさにも心が震えたな。私にしては珍しく付箋いっぱい貼りながら読みました。2025/05/20

しゅんぺい(笑)

1
その場で思いついた話をぽつぽつするような、ライブ感のある本。伊藤さんの本、たくさん読んできてはないと思うけど、これ読んだときになんとなく伊藤さんっぽいなって思ったのは気のせいかしら。とにかく子どもへのいろんな愛が見える。ときどき、これいいなあっていう金言が出てくる。2022/12/19

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