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内容説明
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「あれ、こうて」とぼくが言うと、おかあちゃんは「そんなん、つくったる!」と、なんでもミシンで作ってしまう。それが、ちょっとかっこわるい。あるひ、ぼくは思ってもいないことを口にしてしまった。そして、おかあちゃんは……。せつなくて、あたたかくて、でも笑える、いとおしい家族の物語。
『てんごくのおとうちゃん』で、幼いころに亡くした父との思い出を描き、ユーモアにとどまらない奥深さを描いた長谷川義史氏。本書はその後日談でもあるお話で、“おかあちゃん”の明るさ、優しさ、力強さを、あたたかいタッチで描いた著者渾身の作品。すべての“おかあちゃん”と、その子どもたちへおくります。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
150
母親って強いですよね。だからこそ、子どももその愛情を受けとって成長していくんだろうなぁ。僕のおかあちゃんは、ミシンでなんでも作ってしまいます。おとうちゃんが亡くなって、おかあちゃんがひとりで頑張って仕事をしているんですよね。僕がジーパンが欲しいといえば、ジーパンを。体操服が欲しいといえば、体操服を作ってくれます。おかあちゃんがミシンで作る洋服は、ちょっとその辺にあるものとはちがいます。おかあちゃんオリジナルの洋服を着て、僕は学校に行くのですが…。あぁ、こういうお話いいですね。親の愛情が伝わってきます。2013/12/29
紫綺
124
「てんごくの おとうちゃん」とのセットで読むのがオススメ。親子の愛を紙面いっぱいに感じる人情絵本。べんべん♪2015/05/09
おくちゃん👶柳緑花紅
104
最強のおかあちゃん‼おとうちゃんが亡くなっておかあちゃんとおねえちゃんと僕の三人暮らし。おかあちゃんは、何でもミシンで作ってくれる。父親参観!やっぱりおとうちゃんに来てほしい。「おとうちゃんを作って、何でも作れるって言うたやん」おとうちゃんを作ることは・・・・。おかあちゃんがミシンで作った背広はどのお父さんのそれよりもカッコいい。ホロリした。天国のおとうちゃんと、みんなでいっぱい幸せになぁれ。2015/12/05
しゅわ
86
【図書館】なんでもミシンで手作りしてくれる おかあちゃん。でも、出来上がったモノはなんだか思っていたものとちょっと違って、お友達にも笑われてしまう。長谷川さんらしい個性的なタッチがひかる…せつなくて、あたたかくて、でも笑える家族の物語です。2014/09/27
ぶんこ
77
お母ちゃんのズレまくった勘違いぶりが、おかしくて可愛くて切ない。 よしふみ君がちゃんと学校に着て行くのが健気。 白黒ブチの親子猫の表情がブサカワイイ。 おやや、奥に黒猫発見。 裏表紙の豪華お弁当に目が点。 あっぱれおかあちゃん。2015/12/11