出版社内容情報
長澤まさみ&東出昌大&小日向文世の人気ドラマ映画版を小説化! 古沢良太×山本幸久のタッグで贈るここでしか読めない一冊!
内容説明
ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐の正体は、華麗に人を騙すコンフィデンスマン(信用詐欺師)。香港マフィアの女帝が持つ伝説のパープルダイヤを狙うが、事態は予測不能な展開に―?大注目の脚本家・古沢良太による脚本を、人気作家・山本幸久が豪華小説化!
著者等紹介
古沢良太[コサワリョウタ]
脚本家。1973年神奈川県生まれ。東海大学文学部卒業。2002年、『アシ!』で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビュー
山本幸久[ヤマモトユキヒサ]
作家。1966年東京都生まれ。中央大学文学部卒業。編集プロダクション勤務などを経て、2003年「笑う招き猫」で第16回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュール リブレ
31
山本幸久さんがノベライズ、ということで読んでみましたが、やはり脚本・映画から来ているので、いつもの山本さんの雰囲気とは違いましたね。でもコン・ゲームドラマとして面白かったテレビ版のイメージを、海外ロケ(香港)で大仕掛けに広げて、面白いストーリーになりました。どうやって騙す(騙される)のかと思ってたら、こういう感じで締めましたか。さすがです。2019/09/25
kei302
15
揖保乃糸と豆助(犬:ワイヤー・フォックス・テリア)の存在感が強烈に残って、ストーリーがどうのこうのなどよいのです。映画ののべライス本。豆助犬語の翻訳をもっと増やしてほしかった。山本幸久氏のコミカルなタッチで軽~く読ませる、楽しい作品。映画を見に行く予定はないけど。 2019/06/05
マッちゃま
14
ドラマ、この映画も視聴済み。いや大好きな番組でした、この作品。ダー子、ボクちゃん、リチャードらコンフィデンスマンの愉快な物語。何処までが真実?何処からが嘘?疑いの眼差しで最初から観てても最後には騙されている視聴者代表の僕からしたら、最高の作品でした。映画化されたロマンス編の脚本を小説化したとのこと。映画とはちょっと違う部分があったり、視点人物がモナコ主体だったりと小説化する事での変化はありましたが、この作品が好きな人は楽しめるかと思います。逆に、本書キッカケで映像作品へって方も少なくとは思います(苦笑)2022/07/02
ベローチェのひととき
14
大好きな山本幸久が小説を書いていたので読んでみようと思った。エンターテイメント小説として十分に面白かった。後半は敵味方がめまぐるしく入れ変わり、ついていくのがやっとだった。映画も公開が始まるが、作中に長澤まさみ似の~とか、小日向文世似の~とか、映画のキャストが出てきて笑ってしまった。上映が始まったら観に行こうと思う。2019/05/17
ぶうたん
12
映画のノベライズ。ドラマは面白かったからねー。映画を観る予定は無いけど、円盤が出たら買うかも。基本的にノベライズはホラー以外買わないのだが、本書については山本幸久が書いていたので購入。この人、何故か時々ノベライズを刊行する。著者らしさがあるかどうかは微妙だけど、映画も良さそうなので、面白かった。キャストに言及すると言うノベライズなりのメタ的な工夫もあったしね。2019/06/16
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