ジャンプジェイブックスDIGITAL サマータイムレンダ2026 小説家・南雲竜之介の異聞百景

著者名：田中靖規【著者】/半田畔【著者】

集英社（2022/10発売）

• ISBN：9784087035247

内容説明

【小説版登場！】小説家・南雲竜之介＝南方ひづると姪の天才少女・南方波稲。2人の周囲には、今日も創作意欲をかき立てる奇妙な事件の影が……。あらゆる危険を回避すると謳い信者を集めるカルト『危機回避倶楽部』。誰もいないのにひとりでに動き出す車の怪、不幸をもたらす呪いの油絵、白線を越えると人格が入れ替わる、南雲竜之介のナンバーワンのファン……。ひづると波稲は、好奇心のおもむくままに解決へ乗り出す……!!　『サマータイムレンダ』本編の未来を描いたスピンオフ小説!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

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アニメ『サマータイムレンダ』を一気見してハマり、めちゃくちゃおもしろい！これは手元に置きたい！と思って原作マンガ全13巻＋スピン1巻をまとめ買いしたのですが、こちらは小説版のスピンとなります。小説家・南雲竜之介（南方ひづる）とひづるの姪・南方波稲が、怪奇現象の謎を解き明かす四編。原作者以外の方が書いたお話ってどうなんだろうと思ったけどとても良かったです。本編主人公の慎平と潮のその後もチラッと書かれてて嬉しい。慎平のセリフに原作のあれこれを思い出しアツくなります。あとカレーも！

2023/06/25

[冬野]

サマータイムレンダは大好きな作品。連載を追っていたしアニメも最高でした。タイトルには南雲竜之介と入っているけど主人公は波稲っぽい。ひづる先生、東大出身だったんですか…!?個々の事件の真相は言わば枯尾花で想定の範囲内だけれど、最後に全体が繋がる構成が良かった。ただ首謀者が犯罪に走った動機は腑に落ちない(真面目に生活してたら目的達成できるので)。気になることは多かったけど皆の元気な姿を見られたので満点です(オタクにありがちなガバ判定)。潮と澪にもまた会いたいなあ。挿絵を本文より先に見てはいけません…。

2023/05/18

[ほたる]

ひづると波稲がいくホラー現象ミステリ。予知能力、呪われた絵画、曰く付きの事故車、二重人格、とよりどりみどりのホラー現象が楽しめる。ミステリとの相性が良いので謎解きに関しても良かった。本編内容が先にあるからこそ、読者としては疑うべきことが増えている展開になっているのが特に良かった。波稲よりもひづるのほうが変人っぷりを発揮しているのも好き。また読みたいと思いつつ、この二人以外のスピンオフもまた読みたい。

2023/01/15

[ラミちゃん]

本棚のサマータイムレンダ が目に入り、何気なくネットで検索すると、スピンオフ作品が存在することが判明。即購入、即読了。 面白かったです。 謎解き小説としての面白さはもちろん、要所に散りばめられたサマータイムレンダ 要素を拾いながら読む感覚がたまりませんでした。 サマータイムレンダ でドキドキした後に読むと、最高ですね。 「波稲」と「ひづる」の掛け合いも面白ポイントです。 久々に良い気分になりました。

2023/08/24

[パイナップルレモン]

おもしろかった〜

2023/12/07