内容説明
猫沢エミ初の著書が、16年ぶり、待望の復刊。
50歳を越えて、二度目のパリ生活をスタートした文筆家でミュージシャンの猫沢エミさん。初めての著書である本書が、16年ぶりに待望の復刊。
新たに掲載写真を総入れ替えし、パリの当時の雰囲気を伝える1冊に。初めてパリで暮らした3年だからこそ見えたパリの姿を、みずみずしい筆致で描いた、濃厚な日々の記録。
「一度目のパリは、孤独とアイデンティティーの喪失から始まる修行期だったけれど、少しずつ自分を見つけていく過程は青春そのものだった」(はじめに より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
118
2002年32歳の時はじめての海外生活は青春の1ページだった。パリで4年暮らし、諸事情で日本へ帰国した。それから16年経ち、52歳になった私は、オス猫のピガとユピを連れて再びパリで暮らし始めた。臨終の床で「なぜ私はあのとき、もう一度パリへ行かなかったんだろう」と思うのだけは、絶対に嫌だと思った。『天然生活』に連載されたエッセイ。年齢を重ね、人生経験も積んで再訪したパリの街、そこで暮らすフランス人、日本人との出会いの描写は実に滋味深い。一度目とはまるで違う、ゆったりとした気持ちでシンプルな日常を送っている。2023/06/12
コータオ
4
フランスでは、家庭での食事もコースのように順番に食べる。テレビなんてもちろんNG、おしゃべりを楽しんで食べる。おやつもお店の手作りのパイとかで、ポテチポリポリはない、らしい。パリの人はシンプルで美しく心豊か。でもイメージと違って住む、慣れるには時間がかかると。著者が過ごした二度の在パリ。私はこの先行くこともないだろうけど、ムスメや誰かが行くかなー、いつか、なんて思いながら楽しんで読めた。2025/04/30
hiyohiyomaru
2
天然生活連載時にとても楽しみにしていたエッセイ。あの頃の空気ごと懐かしんだ。2023/01/28
せしる
1
復刊、だけど古びていなく、フランス、パリという都市の断片を知れる1冊2024/02/18
vivi
1
★★★☆☆2022/11/28
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