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内容説明
高層ビルからタワマン、東京タワーやスカイツリーも。
街のランドマークの骨格をつくる「テッコツ」の仕事とは?
数々の大型建築に携わる鉄工所への取材をもとに、
その知られざる魅力に迫る。
スケールの大きな仕事に関わりたい人、地図に残る仕事がしたい人必読の一冊。
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ビルやマンションからスタジアム、電波塔まで、建築物の骨組みとなるのが鉄骨だ。
しかしそれが一体どのようにして、どのような人たちによってつくられているかはあまり知られていない。
鉄骨は鉄工所で鋼材を加工し、それらの部材を複雑な形に溶接し、
検査を経て建設現場に出荷され、鳶職人らによって組み上げられる。
本書では鉄骨加工の仕事の魅力を、東京スカイツリーやSNSで人気の水族館などの
巨大建築物の事例をもとに紹介していく。
ものづくりが好きな若い人が、地図や歴史に残る鉄骨の仕事の魅力を知ることができる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
7
鉄骨の世界を垣間見れる本。先日、鉄骨が落下する事故が東京駅近くの現場で発生した。業界にいるのである程度の知識があるが、一般的なニュースになると鉄骨について漠然と説明されている気がした。この本は鉄骨の世界がよくわかるように書かれており、有名なスカツリーを中心とした本である。イタガキという鉄骨メーカーの協力のもと書かれており、イタガキ社のものづくりへのこだわりを感じる内容である。昨今、鉄骨の施工精度をめぐって立て直しのような物件もある。管理側のこだわりが薄れているのかも知れない。そう感じるところもあった。2023/09/25
びぜんや
3
山形の鉄骨会社・イタガキでの取材を中心に、鉄骨の種類、鉄骨を使った工事の現場、鉄骨を使った建築物、そして鉄骨会社の仕事を平易に書いた、読めばテッコツのことが分かる一冊です。薄く広く平易に書いている分読み物としての読み応えには欠けますが、シロートの入門としては無理なく必要十分を満たしています。実生活にダイレクトにかかわって来るかは微妙ですが、建設現場を眺める楽しみは確実に増したような気がします。★★★☆☆2023/03/05
ヒロキ
1
先日、新プロジェクトXで東京スカイツリーの特集をしていました。ゼネコンや建方鳶がメインで、鉄工所については鉄骨加工が少し流れた位でした。少々自分の中で消化不良だった為、手に取りました。少しでも鉄骨造や鉄工所に興味を持った人に読んでみてほしい本です。他の構造(木造やRC造)との違いやメリットデメリット、鉄工所の仕事内容の紹介(鉄骨部材の組立や工程管理、図面管理、塗装や出荷等など)、鉄骨造の世界の有名建築の紹介等など、建築素人さん、鉄骨素人さんでもとっつきやすい本だと思います。2024/05/01
さわでぃ
1
山形の鉄骨メーカーへの取材をもとに書かれた本。幹線道路で駐車中のトラックの荷台に鉄骨が積まれているのをよく見かけることがある。そんな鉄骨がどのように作られ、身の回りのどんな建築物に活かされているのかを知ることができる本。東京の建築物で使われる鉄骨といえばてっきり関東一円で製造されているのかと思いきや、山形で作っているものもあるという。建築物ごとに仕様の異なる鉄骨を寸分の狂いなく加工製造していく技術は大したものだ。2022/12/17
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