絢爛たる影絵―小津安二郎

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絢爛たる影絵―小津安二郎

  • 著者名:髙橋治【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 講談社(2022/09発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062117401

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内容説明

小津安二郎を知るにはこれ以上の本はない!『東京物語』の助監督をつとめた作家・髙橋治が、原節子や岸恵子などの華麗なエピソードまじえつつ語る、巨匠・小津安二郎の光と影。映画論としても出色の幻の名著復刊!

●収録作品 絢爛たる影絵/幻のシンガポール
小津安二郎の代表作、『東京物語』で助監督をつとめた作家・髙橋治が伝説の巨匠の生涯を鮮やかに蘇らせたノンフィクション・ノベル。カメラマン厚田雄春ほか、笠智衆や岸恵子、篠田正浩、大島渚など、生前の小津を知るゆかりの人々を訪ね歩き、多くの文献に基づきながらも、あくまでも髙橋治自身の眼で見た小津、セットの空気を一緒に吸った小津を語る。小津のシンガポール時代を書いた短編も併録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤベちゃん

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A2015/05/28

yokmin

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映画鑑賞は、ストーリーと映像を深読みせよと主張しているようでもある。 (あとがき)より    ・・・若さは始末に困るもので、自分のおろかさを見抜く眼を閉じさせてしまう。・・・助監督である上に、編集には異常な執着を示す小津(監督)が相手のことだから、反吐をはくほどラッシュを見ることになった。いま思い出しても悪夢に近い退屈きわまる時間であった。・・・この作品は、その愚かな青年が『東京物語』(映画)にねじ伏せられて行く様を語った作品である。    2012/05/12

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