中公文庫<br> 新装版 桃花源奇譚4 東京残桃夢

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中公文庫
新装版 桃花源奇譚4 東京残桃夢

  • 著者名:井上祐美子【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 中央公論新社(2022/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122072558

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内容説明

「これより、桃花源へ、お連れいたしまする」。仙人・崔秋先の導きにより、一行は遂に幻の郷へと辿り着く。しかしそこに不死の力を求める皇后の配下も現れて――。悠久の時を見守る桃の老木の下、戴星たちの最後の戦いが始まる。中華歴史ファンタジー、大団円の最終巻!〈全四巻〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミュポトワ@猫mode

58
桃花源奇譚完結巻。面白かった。欲を言えば、もっと先まで読みたかったところはあるけれど、ここで終わるもの良い余韻だと思う。やっぱり古代中国のお話は面白い。夢とロマンがあふれているように思う。ちょうどこの物語で中国脳ができたので、続けて古代中国の世界にこのまま、はまりたいと思う。書籍さえ焼かなければ、この昔の中国が今も綿々と受け継がれていたのになぁ…もったいない…毛沢東め!2022/12/30

417

11
大団円の最終巻でした。 結局桃花源って何だったんだろう?と玉堂と同じような事を思った。そこにたどり着くまでの道のりが、各々の成長だったり、心境の変化だったりをもたらしてくれたのだろうとは思うけど。それぞれの将来を見据えて別々の道に進んでいったけど、どこかでまた繋がっていたらいいな。久々に冒険的なファンタジーを読んだのでとっても面白かったです!!2023/03/09

9分9厘

4
高橋留美子さんの漫画として読みたい。氏のキャラクターがぴったりくるだろうと読みながら思ってました。ラストの感じからすると続編があっても面白そう。2022/11/27

かどの炭

2
爽快で鮮やかな歴史奇譚の最終巻。言うことなしの大団円で、白公子や玉堂の成長(変貌)ぶりもいい意味で予想外だった。玉堂が一番好きな私としても、嬉しかった。2023/07/13

すーさん

2
ここまで来れば、あとは一気読み必至。物語は遂に至るべきところへ通じ、大団円へ。その読後感は、決して長くはない四巻ものながら、長い物語を読み終えたようでもある。それほどに展開には飽きがなく、登場人物たちが個性的で生き生きしていた。政治的な策略も見応えがある一方で、冒険譚としての飽きのこない展開と臨場感溢れるアクションシーン。まるで白戴星を支えた文曲星と武曲星さながら、本作も文星と武星に恵まれた傑作とでもいえる。2023/05/21

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