- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
「氏神」「供養」「借景」「鬼」「地震」「菊の国」「うらない まじない」――現代日本の様相を鋭く切り取った写真から日本的なキーワードを連想し、文化論、社会論にまで鮮やかに展開。松岡正剛の文章と太田真三の写真が重なりあって多重露光の彩りを生み出す、新たな日本文化論。ふとした風景に日本文化の面影を色濃く焼きつけるセイゴオ流の「見立て」技、オールカラーで初書籍化。(本書は2011~13年の週刊ポストでの連載「百辞百物百景 コンセプトジャパン100」の記事に20の書き下ろし項目を追加し、コロナ禍の現在にまで大幅にアップデートしたものです。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
7
一通り通して読んだが、気ままにページをめくるのが合うと思う本。2023/02/02
エジー@中小企業診断士
2
2011年6月から2年間週刊ポストに連載された「百辞百物百景コンセプト・ジャパン100」の文庫化。写真家と編集工学者の見立て合戦の様相に。日常化した風景には由来があり名前がある。いつしか忘れられていく定めにあるが立ち止まって評定してみる。方法日本の最大の特色は「アワセ・キソイ・ソロエ」にある。水分みくまり、産霊むすび、文庫ふみぐら、無盡むじん、蔬菜そさい、鐸さなぎ、化粧けわい、行衣ほかい、客神まれびと、地震なゐ、甍いらか等々ぱっと見で読めない語もあり飽きない。著者は俳諧に倣う、芭蕉の方法に肖ることにした。2024/04/09
fuku-fuku-fukui
2
日本人でありながら、日本には詳しくない。それではまずいと思い、何かよい本はないかと探して見つけたのが松岡正剛の本だった。それから、何冊か読んだ。今回も本屋で何気なく目に留まり、写真と文を読んで、すぐに魅かれて購入した。知らないことが次々に出てくる。おもしろい。旅行して、この目で確かめたい。まずは、どこへ行こうか?2022/10/15
norio sasada
1
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/2c94176cb6f4d9a405b4b4cf9b9ea0322023/03/09