ヒーロー文庫<br> 黒白の勇者 4

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ヒーロー文庫
黒白の勇者 4

  • ISBN:9784074532797

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内容説明

僕を倒すことはできない。普通の高校生が御曹司の副会長に挑む!? 剣と竜と魔法の世界に召喚された1年A組の顛末とは?

ベルファ王国での戦いで宿敵ザインを倒すことに成功したユキト。
仲間たちと共にフィスデイル王国へと帰還し、カイと今後のことを話し合う。
一方、フィスデイル王国では、重臣であったグレン大臣が邪竜と通じる
裏切り者であったと発覚したが、グレンは行方をくらましてしまう。
彼の残した言葉により判明したのは、ユキトの祖父もまた、
この世界を訪れていたという事実。
その事実からユキトは足跡を知りたいと願い、
カイは祖父の仲間であった竜族の男性と引き合わせると告げる。
そしてカイは、グレンや残る信奉者を捜索しつつ、
仲間のレベルアップを図るため、ユキト達は鍛練を開始する。
一方、カイは、グレンの話を聞いてから何か言い知れぬ
違和感を抱くようになっていた。
ユキトは仲間や騎士セシルと共に剣を振り、着実に成長していく。
しかし、どれだけ探しても見つからないグレンの居場所。
時間が経過し、その間にユキトは祖父の仲間であった竜族の男性と顔を合わせ、
彼から強くなるための技法を得ることになるのだった。
また、それから季節は流れ、冬から春へ変わる頃――鍛練の成果を披露する
舞台として、王城の中庭で決闘試合が行われることとなった。
ユキトや仲間、さらにセシルを始めとした騎士達もまたその武勇を示す。
決闘の最中、ユキトは思いもよらぬ事実を知ることになるが……。
仲間や騎士達の間に邪竜との戦いに勝利するという機運が高まっていく。
そしてカイは試合が行われた日、誰にも見咎められないよう一人城の外へと出た。
そしてとある存在と顔を合わせ――戦いは、誰も予想し得なかった方向へと進んでいく。


陽山 純樹(ヒヤマジュンキ):東海地方在住。著書に「賢者の剣」(ヒーロー文庫)。

霜月 えいと(シモツキエイト):イラストレーター。 「嘘つき戦姫、迷宮をゆく」「クール・エール」(共にヒーロー文庫)、 「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」等、多数のライトノベルの装画、挿絵を中心に活躍中。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

8
信奉者たちとの決戦に備え雪斗やセシル達が特訓に励む中、生存していたザインとの接触を切っ掛けに、海維のある記憶が蘇る今巻。―――歪みと願いは交わらず、故に激突は必定の約束。 暫しの平穏の中で磨かれる力。だが機運に水を差すように海維が裏切り刃を向ける今巻。正に彼等に世界は優しくないと突き付けてくる、平穏の先の波乱に心揺らされる巻である。邪竜側ではそれぞれの思惑が巡り、人間側では雪斗を軸に纏まりだす。避けられぬ対決へ世界が向かう中、命は消える。果たして何人が生き残れるのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/10/08

Abercrombie

2
うーん、つまらない。衝撃的な事件が起きたにも関らず、淡々とした文章で語られるストーリー&バトルは、まったく盛り上がらない。あまりの単調さに、あきれるばかりだ。2022/11/02

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