内容説明
貧しい生まれのヒードとホテル王の孫クリスティンは幼なじみ。ヒードがホテル王の妻となった時から、二人の運命は狂い出し、やがて遺産をめぐって争うが......ノーベル文学賞受賞作家の新たな傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スイ
9
『そうね、あたしたち、売られるころからはじめて、自由になり、それから、自分たちをいちばん高く入札した人に売ったみたい。 “あたしたち”って誰のこと? 黒人? 女たち? わたしとあんたっていう意味?』 読書会で紹介してもらった作品。 読んで良かった! 憎しみ合う二人の老女、彼女たちを取り巻く周囲の横の広がりと、二人の過去とその背後にある黒人公民権運動の歴史という縦の流れを巧みに描き切っていて胸がいっぱいになった。 リズミカルな文章が心地好い。 2024/08/01
ミンガラ
0
読みにくかった。結局遺産はどこに行くの?2016/06/22
コウ
0
タイトル通り愛の物語です。もしかしたら「愛」についての物語りかもしれません。とにかくトニ・モリスンさんです(笑)。一筋縄でいくわきゃありません。★★★☆☆2008/08/12
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