出版社内容情報
各国各地の現地調査を軸に,音楽や音楽的行動にかかわる広がりのある視点から,国立民族学博物館における共同研究の成果を基本として展開する画期的研究シリーズ。
目次
1 インド亜大陸の楽士たち(ラージャスターンの芸能集団―砂漠の音楽誌;ラーイーとその担い手―中部インド・ブンデールカンドの芸人集団;フンザの音楽職能者集団とその周辺―職能カーストとしての楽人たち;ネパールの音楽職能集団・ガイネ―ヒマラヤの吟遊詩人)
2 メコンの歌師たち(雲南タイ・ルー族のツァーンハプ―専門とする職能者の諸相;モーラム歌とケーン;東北タイのモーラム管見)
3 韓国・日本の旅芸人たち(背徳の男寺党碑―韓国の旅浪芸能集団;旅と芸能者―その系譜と実態)