内容説明
大木毅監修・シリーズ〈人間と戦争〉2 監訳・解説:源田孝(元防衛大学校教授) 第二次大戦中に活躍した米国の爆撃機、B-24。その操縦士を務めた当時22歳のジョージ・マクガヴァンと仲間たちの姿を、膨大な資料と証言から描く。援護なし、敵対空砲多数、邀撃必至――決死の出撃任務の最中、彼らは何を思ったのか? 極限状況におけるリーダシップとチームワークとは? 傑作『バンド・オブ・ブラザーズ』の著者による全米100万部のベストセラー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
LNGMN
11
第二次世界大戦下、アメリカ陸軍航空軍・爆撃機B-24搭乗員のノンフィクション。1機に10名いる乗員は、それぞれが操縦士、副操縦士、航空士、機関士、機銃のプロとしてリスペクトしあい、6000メートル上空で命を預けあう。クルーそれぞれの生い立ちから、事故が多発する訓練過程を経て、離陸すら難しい機体を操縦して対空砲火への突入を繰り返す日々まで、彼らの記憶を追体験しているかのよう。主役格マクガヴァン少尉の除隊基準である35回目の任務が終わるとともに、ずっしり疲れた。 2022/10/07
もっぱら有隣堂と啓文堂
7
1972年米大統領選民主党候補にまでなったジョージ・マクガヴァンがB24操縦士として参戦したときの記録。大学2年で陸軍航空軍に志願し、機長として8人の部下を持つ若き少尉のリーダーシップの記録でもある。クルーとの信頼感を築き上げる術は組織管理そのもの。命を預かる者の決断は自分のそれなどとは比べようもなく重い。ところで在イタリア第15航空軍は在英第8航空軍に比べて影が薄い。アメリカ人はB17が大好き、俳優のジェームズ・スチュアートやクラーク・ゲーブルも第8航空軍にいた、有名な記者もいた。そんな理由があるようだ2022/12/18
Go Extreme
2
彼らはどこからやってきたか 基礎訓練 B‐24の操縦訓練 第15航空軍 チェリニョーラ、イタリア 出撃訓練 一九四四年一二月 カプリ島 タスキーギ航空隊の上空掩護:一九四五年二月 オーストリア出撃:一九四五年三月 リンツ・最後の任務:一九四五年四月 エピローグ 2022/11/12
-
- 電子書籍
- イチャつくのに邪魔だからとパーティ追放…
-
- 電子書籍
- 誘惑は罪【分冊】 6巻 ハーレクインコ…
-
- 電子書籍
- 蘇りの魔王 6 オーバーラップノベルス
-
- 電子書籍
- 書生葛木信二郎の日常(8) サンデーG…




