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内容説明
2021年、アメリカのスニーカー小売最王手のフットローカー社に3億6000万ドル(日本円で約400億円)で会社を売却し話題となった、世界的スニーカーショップ「atmos(アトモス)」創業社長、初の著書! 手取り14万8千円のサラリーマンだった著者が、家族から集めた300万円を元手に、いかにして「スニーカードリーム」を掴んだのか? 型破りな生き様を通じて、スニーカーマーケットと商売の本質が見えてくる、心を熱くする一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みのるん
8
なんともタイムリーに読んでいたら、本明がアトモスを突然辞めたから、びっくりした。具体的な言葉では表現されていないが(表現できないようなものかもしれないが)、本明にはスニーカーを売ることに対する強烈的な情熱や文化的価値観があったのだろうと思う。量販店やネットショップとは違うリスキーな商売であったこそ、妥協を許さないこだわりがあったのだろう。これからのアトモスにも本明の意志を受け継いでいって欲しいです。本明リスペクト度:95%2023/02/01
キタ
6
オーディブルで。 思った以上に面白かった。 これぞ商売の原則の考え方がよくわかる。 オーディブルで聞いて、やっぱり本でも読みたいw2024/06/04
anken99
6
一気読み。とにかく熱かった日々の思い出がよみがえってくる!アトモスを400億円で売却した創業者の半世紀。フリーマーケットからスタートし、独自のアイデアで日本にスニーカーブームや裏原宿文化を生み出した歴史は、もうとにかくスゴイの一言。その半生とは、スニーカー文化の歴史そのものだけに、同じ時代をスニーカーに魅せられてきた一人としては、興奮とまらない歴史絵巻物とも思えた。これからのビジネス展開、そしてひと段落した感もある直近のスニーカーブームの行く末も含めて、氏の今後の取り組みにも注目したい。2023/04/10
Holger
6
chapter、atmosの創業者・本明秀文社長の本。 時流を読んで柔軟に商売のやり方を変えながらも、スニーカーの目利きで勝負するマインドは変わらないというatmosの強みがよくわかる本。 え?そんな話していいの?という破天荒なエピソードもあったり、本明社長の話は面白い。2022/09/29
紗華
5
「そこら辺のビジネス書より断然参考になる」とおすすめされた一冊。一気読み不可避。手取り148,000円から3.6億円の事業買収に至るまでの半生は、躍動感と熱意に溢れており、非常に面白かった。"売れる"ものを見極める、安く仕入れて高く売る、客と密に接する。商売における基本を徹底する様子は、まさに商売人の鑑である。情報の速さを重視し、市場の変遷やブームの隆盛を見極める勘所は、経営者のやりがいと言ったところか。『澤雉は十歩に一啄し、百歩に一飲するも、樊中に畜わるるを期めず。神は王なりと雖も善まざればなり。』2024/07/08