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内容説明
67歳の新人、デビュー!奇跡の初単行本!
プロ漫画家たちも称賛する
圧倒的な原石!
衝撃作『山で暮らす男』で新人賞を受賞し、
業界を騒然とさせた67歳の新人・ハン角斉。
漲る初期衝動と独自の世界観でプロも称賛する
氏の読切6編を収めた奇跡の初単行本!
池上遼一氏、感嘆!
「漫画であり、漫画の範疇をも超えた深い読後感!
毒、狂気じみた人物像、常識がくるわされていく違和感、
エロティシズム…カフカやカミュのような不条理文学を
彷彿とさせる。異才だ!」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
26
これ、すごい(語彙)。小一から漫画家を夢見ていた男性、挫折するも45歳で再び目指す。コンテストに20回以上落選しても諦めず。幾つになってもなんでもできる、という戯言ではなく、その歳までに積み重ねたものが環境が整えば花開く、という良い例。種には水と肥料と日当たりを与え続けなくては。画力より大切なのはストーリー、アイデアとはよく言われるけど、最後のページでうまくおとすのは良質のショートショートを読んでいるかのよう。ぜひご一読を。2022/11/16
神太郎
23
67歳の新人漫画家。タッチはひと昔前。話も所謂冒険とかゴリゴリのSFや能力バトルではない、社会に根ざした内容なので今のメジャーどころとは違う。男と女、不器用な生き方、すれちがい、ちょっとした欲望。書いてる内容は人間の持つ普遍的なものであり、それが妙に味わいがあるし、生き様が作品に反映されてるかのようで熱量が凄まじい。気づけばあっという間に読み切ってしまった。ペンネームにふふふとなる仙台民でした。2024/11/12
山口透析鉄
22
これ、南信長氏などが褒めていた作品でしたので、ちょっと割引がきいた時に電子版で購入しました。 現在67歳という作者の年齢等にばかり注目するのは野暮で、やはりこの独特の作品世界を堪能すべきなのでしょうね。 ビッグコミックというよりはガロに載りそうな作風ですが、才能とは夢を見続けられる力のことですよ、といったある演劇作品の台詞も思い出すような読書体験でした。 今のところ、案山子の話がベストですかね。割ときっちりオチをつける方ですね。⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ (コメント欄は新聞記事の書評より引用)2023/03/25
one_shot
21
おもろかったなぁハン角斉。小学校から夢だった漫画家。十勝の整骨院を営みながら懸賞に20回以上落選して67歳でデビュー。しかし苔の一念、といった情念は感じない。ただ漫画が好きだったから書き続けたのだという。おめでとうございまする。その何十年という時間に見合った高い筆圧と、最後のページに記された脱力系の追伸がアンバランスで笑いました。この、向こうの出口で蛭子能収や深沢七郎とつながっているトンネルに迷い込んだような感じ、嫌いではありません。2022/10/09
かやま
5
新刊案内でタイトル見て気になってた本。60代でマンガ家デビューした作者の短編集。どの作品も味があるし哀愁がある。『黒い蝶』とか『案山子峠』が好き。作者北海道の人だって聞いて「はんかくさい」って北海道弁かーと今更思い出した。2022/10/10
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