内容説明
「皆さん、うちの可愛いゆーちゃんをよろしくお願いしますね」
夏休み早々、神作家・上松勇太は人生の一大イベントを迎えていた。
両親公認のお泊まり会である。
「…ユータさんに、大人のキス…しちゃいました」
「何普通に抜け駆けしてるのよ！」
こうしてアリッサの先制で始まった神作家を巡る戦いは、こうちゃんとみちるも交え、夏コミ、小旅行、プールにお祭りと激化していく。
――ところが。
ひとり出遅れたはずの由梨恵が、最後にとんでもない形で彼の心を掴んでしまい……！？
『小説家になろう』発、“人気声優が最後に勝利する”ラブコメディ！！
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
アリッサや由梨恵たちから思いを向けられる勇太が思いの行く末に悩む中、由梨恵が衝撃の提案をしてくる今巻。―――一度きりの人生、なればそれくらいは心のままに。 夏休みも真っ盛りとなり非日常的イベントが目白押しの中、ヒロイン達がそれぞれ勇太へ想いを告げていく巻であり、等身大の心で悩む勇太が衝撃の決意をする、ラブコメとして段階が上がる巻である。果たしてその決断は、彼等の関係をどう変えるのか。普通の子供ではない力を持つ彼等のその選択は、もしかすると世間の方の常識すら変えてしまうのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/09/16
