内容説明
伊藤忠商事の社長、会長を務め、初めての民間出身の駐中国大使も務めた丹羽宇一郎氏。伊藤忠時代の巨額の特別損失計上、中国大使時代の悪化する日中関係の逆風など、常に危機と向き合ってきた丹羽氏には「自分の心に忠実に生きる」という生き方の哲学がある。こんな時代だからこそ身につけたい、生きる芯としての哲学の身につけ方を真摯に語る一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
86
丹羽さんの最新作です。「もういい加減にやめたらどうか、と自重する気持ちがありました」とあとがきで書かれていますが私もまた読んでしまっています。財界の方では本当に本音で話をされていていつも尊敬しています。とくに最初に「ペン」より「パン」ということでのお金の大切さを説かれていて若いビジネスマンの方にとっては現実を考えていきなさい、と説かれています。また毎日の読書が大事ということも言われていつものことだと思いながら相槌を打っています。2022/10/13
あすなろ@no book, no life.
81
もういい加減に本を書くのは止めたらどうだと後書きに書かれている丹羽氏。しかし本作は僕達現役世代(失礼致します)にとりとても大事な事が平易に書かれていてまた再読をしようと思った一冊となった。社会人として、特に会社組織に生きる者達にとって平易な説きでもあり一読すると良いのではないか。ごく当たり前の事ばかりかもしれないが背を押されている気がした。本書と以前の著作である死ぬまで読書は丹羽氏の姿勢を表す著書として長らく思い起こすだろう。僕もかくありたいと想う記述が多かった。2022/09/25
布遊
23
*サムシンググレート、偉大なる何者か*Do My Best2025/01/13
大先生
13
あれ?丹羽さん、結局お金ですか?商社の元トップですから、お金を軽視しているはずはないんですけど、これまで読んだ本とは少し論調が異なる気がしました。生きてる限りずっと努力しろという話は以前から変わっていませんが、「お金が大事」という話をここまで前面に押し出しているのは初めてではないでしょうか?間違ったことを言っているわけではありませんが、少し残念です。サムシング・グレートを信じているところは好きですけど。私も信じています。というか実感してますから。2025/09/19
まゆまゆ
13
いくら制度や仕組みが変わっても、人間そのものが変わっていなければ何も変わらない。人間は何のために、何を求めて生きているのかを今一度考えてみる必要があるとして、お金や仕事について考えを語る内容。お金の価値は、自身の生活や価値観によって変化していく。なければ困るし、いくらあればいいということでもない。後半は今の境遇から一歩踏み出すための激励。2023/01/10
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