内容説明
女性最高峰の地位を有するも、王と夜伽を共にしない特殊な役職「職業王妃」に就任したマルティナ。
クラウス王は女嫌いという噂なので、私は仕事を忠実にこなすのみ!……と思っていたけど、
なぜか王様は私に対してぐいぐい距離を詰めてきてますよね?
おまけに「君の笑顔がもっと見たいのだ」って、それは完全に職業王妃の職務外です――!!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
9
滅亡の危機に瀕した国を立て直したシルヴィア妃の功績から制度化された「職業王妃」に就任したマルティナ。女嫌いの噂があるクラウス王からグイグイ迫られる溺愛ファンタジー。才女のマルティナだが恋愛には疎く、なかなかクラウスの想いが届かないのがもどかしい。彼は彼で政務を共にすると彼女の才能も愛するようになって、徐々に考えが軌道修正されていくのがまた良い。ただ反マルティナ陣営は工作も行動もお些末な感じは否めず、先王と先の職業王妃もうーんと思わせる描写があるのは…。それでも二人が夫婦として出発点に立てたのはよかった。2022/09/20
菊地
2
それなりに面白かったし、全体的には嫌いじゃないけど、「歴代最年少」であるはずの主人公の有能さが見えづらかったのでそこが少し好みとは違った感じ。 しかし、貴族や高官たちとぶつかることも多いであろう「職業王妃」の後見人となるべき前職業王妃のフォローが無さ過ぎるのはどうなんでしょうね。2022/09/26
日向
0
★★★☆☆2022/10/09