中皮腫とともに生きる - 希少・難治性がん患者と家族の26の「ものがたり」

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中皮腫とともに生きる - 希少・難治性がん患者と家族の26の「ものがたり」

  • 著者名:大島寿美子
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 寿郎社(2022/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784909281425

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内容説明

2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる時代。
本書は5年生存率が一割程度という希少・難治性のがんになった人々の体験的知識を伝達する本です。
26人の患者・家族の「ものがたり」が、いま、困難に直面している人に《前に進む力》をもたらします。

目次

はじめに
I 中皮腫と診断されて
1 保育士の仕事と治療の両立
2 子どもたちの前では絶対に泣かない
3 サポートされる側とする側の両方を経験して
4 中皮腫患者の仲間たちとともに
5 家族の励ましと社員の頑張りに支えられて
6 がんはハンデじゃない
7 中皮腫になって得られた出会いと経験
8 医師として働き、患者として助けられて
9 功を奏したセカンドオピニオン
10 この素晴らしい日々が長く続くように
11 自分が納得できる人生を送れたら
12 「今はあかん」と誓って生き延びた
II 家族としての思い
13 無理せず、のらりくらりといきましょう
14 患者としてのがん体験から娘としてのがん体験へ
15 四人の子を残して何も言わずに逝った夫
16 祈るような思いで寄り添い続けた二年間
17 悔いの残らない看病ができた
18 母の死を語ったときにようやく涙がこぼれた
19 本当の娘のように看病して
20 夫の死から三五年後の公務災害申請
21 ヤンチャな笑顔を守りたくて
22 一人にしないで、一緒に連れていって
23 互いへの思いを伝え合って最期を迎えられた
24 変化していった夫婦の関係
25 父の最期を精一杯に看取って
26 無我夢中でサポートして寄り添った日々
III 中皮腫の仲間をサポートし続ける
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

40
中皮腫とは、内臓を覆う膜の表面にある「中皮」と呼ばれる細胞から発生する悪性のがん。アスベストを吸い込むことで発症するが潜伏期間が長い。この本には中皮腫を発症された患者や家族について書かれている。私は1度だけ関わったのは腹部の中皮腫の方だった。腹水が毎日2リットルも溜まり確定診断が見つからず、対症療法のみであった。亡くなった後に中皮腫で、若い頃にアスベストに従事されていたと判明。難治性がん、早く治療法が見つかる事を願う。2022/12/29

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