切腹屋

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¥1,760
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切腹屋

  • 著者名:岩井三四二
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 光文社(2022/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334914875

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内容説明

江戸時代の裁判=公事の手助け役・公事師の辰次は負けたら切腹するといって大金三十両の仕事を受ける。が、実は形勢は圧倒的に不利! 切腹必至の辰次に逆転の目は? 人情味豊かに描くエンタメ時代小説の快作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

71
駆け出しの公事師が負けたら切腹するという条件で公事に乗り出す。ワクワクしたりちょっと笑えたり、テンポのいい展開で面白かった。久々の岩井三四二、楽しめました2022/10/25

tomtom

20
駆け出しの公事師の為なかなか相手方をコテンパンにやっつけられないのが物足りなかったけど、読みやすお話だった。最後はいろいろうまい具合に片付いてよかったけど、市を出す頻度だったり使い込んできた人がもっとやり込められたらいいのに。2023/02/05

サケ太

19
痛快な物語。江戸時代の裁判である、公事を手伝う公事師の駆け出し・辰次が村同士の公事で、早とちりから大見得を切った。己の切腹を賭けた公事。唐物屋という相手陣営の公事師の魔の手が迫り、癖のある依頼人には翻弄される。様々な試行錯誤を繰り返しながらも、依頼人のため、己の命のために奔走する。襲い掛かる厄介事を振り払いつつ、勝ちへの道筋を見つけていく。最後の一手には、なるほどと感じられた。江戸時代の公事という現代と異なる裁判の考えに、スーッと入っていけるのが巧い。2022/09/28

Mirror

14
江戸時代の弁護士2023/01/22

てつろう

12
江戸時代の裁判のもめ事で、裁判にあたる公事を手伝う公事師。負けたら腹を切るという風に担保として公事を請け負う。展開がスピーディー、痛快で面白かった。2022/10/21

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