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内容説明
絆が奇跡を呼び、さらなる絆と感動が生まれた。 この夏、球史に残る伝説の一戦が行われた。第59回全国高校軟式野球選手権大会の準決勝での、中京(岐阜)と崇徳(広島)による延長50回の死闘である。中京・松井大河、崇徳・石岡樹輝弥の両投手は、何を想い最後まで一人で投げ抜いたのか? 幼い頃からその名を轟かせていた二人の、知られざる共通点とは? 「俺のほうがスゲエ!」と互いに譲らないエースを支えたナインや関係者の想いとは? 涙あり、笑いあり。関係者取材によって浮かび上がった秘話満載の感動ノンフィクション!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
7
炎天下の中、延長を繰り返す試合形式に賛否両論が巻き起こった軟式野球の死闘を丹念な取材のもとに書かれた本です。選手の野球にかける思い、監督や関係者の思い、家族の思いなどが丁寧に描かれており感動しました。両選手がその後が気になっていましたが国体でも元気に投げていたことが書かれており安心しました。2015/08/14
ローリー
6
図書館で借りました。昨夏、軟式野球で全国を賑わせた「延長50回」の死闘。その試合を中心に、戦った選手たちや関係者への取材から描き出した全貌を書籍化した作品です。中京(岐阜)対崇徳(広島)の試合なので、岐阜在住の者としては、どうしても中京の選手たち、特に投手の松井くんに肩入れして読んでいましたが、両校の選手とも野球に対する取り組み方こそ違え、野球が好きで楽しくて楽しくて仕方がないんだなと言うのが伝わってきました。最終的に優勝して満足している所に、その後の国体の3位の話は、蛇足以外の何物でもないと思います。2015/04/04
shiho
1
あまりに対照的な両チームの死闘。面白かったです2015/04/08
hiroe
0
明日から始まる全国高校軟式野球選手権大会。今年はどんなドラマが生まれるのか期待しています。2016/08/23
Takeshi Hashimoto
0
また、今年もやってきました。今年も母校は全国大会に進出。実際に、1回勝てばいいかなーと思っていたら、ベスト4。そして、50回まで戦ったという死闘。自分らの代の背番号11も(あってたっけ?)応援に行ったり、PTになった奴は、マッサージをするために宿舎へ行ったりと少なからず力になっていたことを嬉しく思いました。この50回がきっかけで自分らの代は、ほとんど集まってはいませんでしたが、集まるきっかけになりました。そういう意味では後輩たちに感謝です。明日が初戦。崇徳頑張れ!!