ガチアクタ（３）

著者名：裏那圭【著】/晏童秀吉【その他】

講談社（2022/09発売）

• ISBN：9784065291382

内容説明

天界へ戻る方法を聞き出すため「掃除屋」の本部へ向かったルド。情報通のボスは不在で、ボスが本部に戻るまで掃除屋の斑獣退治を手伝うことに。だが人器の力の使い方がわからず意気消沈、さらには追い討ちをかけるように、ルドを狙う「荒らし屋」が現れ……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[r@可哀想な働きマン]

★★★★☆

2025/03/13

[笠]

3 ルドの能力は、触れたものを人器にする能力ではなく、物の価値を最大限引き出す、ということらしい。なんつーか解釈がいろいろ分かれそうな能力…汎用性は抜群というか、その時々でその場にあるアイテムを使いこなしていくってことなんだろうけど、どうしてもご都合主義的には感じられてしまいそう。そもそも物にどう価値を見出すかという問いには十人十色の答えがあるはずであって、主人公の解答が唯一無二の正解、みたいな考え方は今時モヤモヤするかな。

2025/02/03

[Dー]

描写がソウルイーターっぽい雰囲気もあってより好き。ルドの能力がわかったけど荒らし屋とのバトルも読みごたえあった。シリーズとは？気になる発言もあって、正式に掃除屋にも加入したルドが次に進む道は？次巻も楽しみ。

2024/09/29

[KanjiEater]

★★★＋

2023/08/06

[サクジツ]

信頼していた仲間の死を経て成長する主人公は正に少年漫画といった展開でしたが、王道だからこそやはりおもしろい。まあ生きていましたが。ルドの能力も、まだ使えるのにゴミとして捨てられた物を修復するルドの性質からしたら、本当のルドの力を読み解けたはず。納得のいく設定でした。そしてなんといっても15話の冒頭。まるでラフ画が使われているんじゃないかと思ってしまうタッチで描かれたたったの3ページから、ルドの絶望が多いに伝わってきて凄く良かったです。

2023/03/25