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内容説明
これからの編集。これからの生活。
本なんて誰でもつくれる。だから、めちゃくちゃおもしろい。
本書では、著者がさまざまな人たちから教わった実践的な本づくりのノウハウをお伝えします。
【本書でお話を伺ったゲスト編集者の皆さん】
大塚啓志郎さん『リュウジ式悪魔のレシピ』(リュウジ・著)担当
柿内芳文さん『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(山田真哉・著)担当
金井弓子さん『わけあって絶滅しました。』(丸山貴史・著、今泉忠明・監修)担当
草下シンヤさん『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(國友公司・著)担当
篠田里香さん 新しい出版社「生きのびるブックス」立ち上げ
篠原一朗さん『はじめての』(島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都・著)担当
谷綾子さん『一日がしあわせになる朝ごはん』(小田真規子・料理 大野正人・文)担当
【目次】
はじめに
0 ストレッチ(準備運動)
1 さて、どんな本をつくろうか
2 企画を立てる
3 著者と会う
4 構成を決める
5 原稿の完成
6 お金の計算
7 本をデザインする
8 ラストスパート
9 つくった本を育てる
10 ストレッチ(整理体操)
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
43
本を作る、ということはどういうことなのか。校庭が様々な例とともに紹介されていてとても面白かったです。丁寧に本を作るということが共同作業であることが強調されていました。多様な書籍システムが存在している現在ですが、丁寧に作られているものは決して廃れないーそう信じたい自分がいます。面白かった。2022/10/13
よっち
36
出版社の編集から独立してひとり出版社百万年書房を立ち上げた著者が、様々な人たちから教わった話も交えつつ、実践的な本づくりのノウハウを語る一冊。ゲスト編集者たちとのトークでフォローしながらそもそも本とは何か、なかなか編集会議で通らない企画、著者へのコンタクト、目次と構成、締切と文字数、お金の計算、ブックデザイン、入稿と校正、作った本をどう売るか、編集者が直面したトラブルなど、どういう目線で本を作っているのか、知っていると見る目が変わる話も多くて、本に関わる人もそうでない人にもぜひ読んでみてほしい一冊ですね。2022/11/03
livre_film2020
32
普段は表舞台に立たない編集者が、どんなことを考えながら本を作っているのかが分かる本。編集者はオーガナイザーでしかないので、正確に言えば、本を作るのではなく本をこの世に送り出す、かもしれないが。結局、編集者人それぞれのやり方があり、一概に「これをやっておけば編集者として大成功!」というものはなさそうだった。しかし、自分の中に譲れない軸があることが大切そう。それがなければ、ただ会社や著者、あるいは世間に流されるただの人。編集者である必要はない。軸を形成せねばなあ、と思わされた本。2024/01/24
*
10
【各人が、それぞれの自分の中のうまくやれない部分、やれなかった部分を持ち寄ってつくるのが、本です。(P.32)】自分も一冊つくるまで、真に読了とは言えないかも。そのくらい具体的。そのくらい楽しそう。おそらく超ハイレベルで天才的な仕事術が紹介されている(自分が出版に疎すぎて凄さがよく解ってない)にも関わらず、「しんどい」よりも「面白い」気持ちが先行して読み進められる。これから、本を読む"角度"が変わって、感動のツボも増えそう。 2022/12/01
nobu23
6
実際に1人で出版社をやっている著者による、自力で出版を行うためのノウハウが書かれた本。 そのほかの出版社の人の発言等を引用しつつ、どうあるべきかといった著者の考えなども書かれていて、実際に出版をしたいわけじゃないが読んでいて面白い。2022/10/23
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