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内容説明
ベストセラー『教養としての投資』に続く実践編。
「インベスターシンキング」は、投資もビジネスも成功に導く最強のメソッドである。
4000億円を動かすプロ投資家は、企業の「どこ」を見ているのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Happy Dragon 🐉
19
読了。ビジネスエリートのための投資家の思考法と、なんだか難しいタイトルですが、本書は非常にわかりやすく。投資に興味がある無いに関わらず、企業の見方を教えてもらいました。目からウロコとまではいかないが、新たな視点を見つけられました。これから投資する人にも、一読をオススメします。投資に対して背中を押してくれる一冊です。ありがとう!感謝!2023/04/13
baboocon
19
既に知っている内容も多かったけれど、投資家としての視点・思考をビジネスに活かそうというのは昔学んだことを思い起こさせてくれた。企業分析の章では数値化や比較といった定番のプロセスの最後に「捨てる」があったのが新鮮。仮説を立てるにはすべての論点は必要なく、事業の経済性を見極められるだけの情報があればよいと。ジブン・ポートフォリオという考え方もビジネスパーソンとしての自分の価値と金融資産の価値を併せたバランスシートを考えるというのは面白い考え方だ。2023/01/13
wiki
14
「経営資源配賦(キャピタルアロケーション)こそが経営者の本業」(76p)。事業目的会社に出て、経営は理想と現実との戦争だと学んだ。理想は語ってもよい。だがそれを実現するためのリソースはどの程度あるのか。兵站は?軍の力は?機動力は?その上で多数ある選択肢のうち、どれを選び、いつまでに、どこまでやるのか?刻々と市場は変化する。外せば待つのは軍(会社)の死である。理想は、こうした現実を直視して叶えていくものだと思う。本書はそれを教えてくれるし、どれを選ぶべきかを示唆する。『教養としての投資』と併せて読む良書。2024/02/10
Taka
12
前作も読んだので。トヨタ、フェラーリ、テスラならどこに投資するか。インベスター投資家ならフェラーリだという。トヨタは車を売る。フェラーリは価値を売る。テスラは新しい生活スタイルを売る。車は価値が落ちる。生活スタイルは不確定。お金持ちが増えるこの世は作成された価値は下がるどころか上がっていく可能性。任天堂はポケモンGOで全く儲けられていない。キーエンスは商品とセットで顧客の問題解決の満足を提供する。お金はありがとうの対価。自分の付加価値を高めて顧客の利益を達成せよ。企業はどう価値を提供しているか考えぬけ2023/04/24
夜郎自大
8
課題本。 自身にとっては今までの仕事を通じて得てきた感覚を、書籍として読ましてもらった感じ。仮説を立ててみるとか、縦横斜から見てみるとか、情報収集も一定段階に収め結論を出していくとか。改めて振り返るいい機会となった。2023/04/30