内容説明
勇者と女神がフェリス抹殺を企てていることを知った九条恭弥。
フェリスを守るため、恭弥は執行役員である水穂葛葉と手を組み、学園中枢機関“執行部”入りを果たす。そこで恭弥が知ったのは世界を滅ぼす終焉呪法の数々だった!
葛葉と共に終焉呪法を手にするために異世界へ渡った恭弥。そこで出会ったのはどこかフェリスと似た雰囲気を持つ少女で……
「俺はもう覚悟を決めたよ。フェリスの敵は、すべて殺す」
世界すら滅ぼす覚悟を決めた最凶の少年はもう止まらない――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
10
小鞠たちとの班を解消し、葛葉の護衛として執行部に入る中、世界を滅ぼす呪法の主、シセラと出逢う今巻。―――その一線を超えた時、それは戻れぬ地獄への一歩。 執行部の面々のレベルの低さに驚き、シセラとの関わりの中で心を痛め。それでもフェリスと生きていく為の日々を守るべく、恭也が戻れぬ一歩を踏み出す、更に闇深まる今巻。それが例え押し付けでも、勝手な理由でも。それに賭けた以上もう止まれない。次々と味方を変え、それでも全てを潰す覚悟を以て。ダークにも程がある決意の先に待っている未来とは。 次巻も勿論楽しみである。2022/10/17
水無月冬弥
4
紺野千昭先生の #ラノベ #キミラノ どんどん敵のレベルもあがりどんどん余裕がなくなってきましたが、どうなるんだろう。もともとダークな要素のある恭弥だけど、これは魔王になってしまうのでは? 逆に小鞠ちゃんは……、うーん、それはあまりみたくない未来だなー2022/10/31