内容説明
2022年9月は「日中国交正常化」から50周年の佳節の年。
そのすべては、この1回の会談から始まった――。
1974年12月5日、周総理と池田SGI会長とのわずか30分の会見が、なぜ歴史的意義をもつことになったのか。
そして、周総理から池田SGI会長に託された未来への思いとは何だったのか―
国交正常化への、周恩来総理の苦闘――
池田SGI会長の“日中提言”の意義――
両者の知遇を得た、ただ一人の日本人ジャーナリストが初めて明かす歴史の真実。
50周年の節目にあらためて池田SGI会長の「平和」「対話」の意義を見つめる。
大反響の単行本が待望の文庫化!
巻末には現在の国際情勢を受けて、「文庫版に寄せて」を加筆。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
wiki
6
歴史の証言者として、周恩来とも、池田大作とも親交のあった人物が語り残す書籍。出版は2012年、戦狼外交とも言う経済力に乗った強引な政治外交戦略を取り、日本とは尖閣諸島問題もあり酷く友好意識が冷え込んだ時代。残念ながらその関係は10年間ほぼ改善されず継続し、脅威論は寧ろ根深い。いま、中国経済は不動産バブル崩壊とゼロコロナ後遺症で酷く傷んでいる。"真の友人"としての行動を模索する。「いま日本にたくさん暮らしている中国人に、一人ひとりの日本人があたたかく接することーーそのこと自体が、じつは日中友好なのです」と。2024/08/13
SK
1
P.196 2022/9/8 潮ワイド文庫 0052022/09/03




