内容説明
母が留学するにあたり、祖母と暮らすことになった椎菜(しいな)。なんと祖母は『ナンシー探偵事務所』のナンシー(南原しのぶ)だった。元々探偵小説好きの椎菜のほうがはりきって依頼を受けて、呪いの幽霊屋敷の謎を解くべく、探偵の仕事を始める。一件落着と思いきや、予想外の展開が…!危機一髪の事態も椎菜の機転で乗り越えて、事件は無事解決。祖母と孫、異色の探偵コンビ誕生!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
52
児童書。小学5年生の南原椎名(なんばらしいな)は、母が外国に行ったので祖母と暮らすことになった。祖母の名前は南原しのぶ、略して?ナンシー。ナンシーはおでん商店街で探偵を仕事にしていた。探偵小説が大好きな椎名は、おばあちゃんと一緒に探偵をやることにした。最初の事件は幽霊屋敷の噂についての調査。早速ふたりは幽霊屋敷に潜入し、幽霊の正体を見破る。だけど、ナンシーがオレオレ詐欺に騙され大変なことに。商店街を巻き込んで大騒ぎになる。▽軽く読みやすいジュニア小説。3年生~2020/11/24
杏子
16
読書感想画指定図書高学年向け。Wナンシーこと、小学5年生の南原椎菜と、おでん町に住むおばあちゃん(南原しのぶ)の探偵冒険小説。シリーズ物なのかな?と思ったら、なんとデビュー作だそう。幽霊屋敷と思われた家に実は…という内容で、小学生向けのミステリーとしては最適かも?ほんとシリーズになりそう。おばあちゃんもまだ探偵業続けそうだし、おでん町に越してきた椎菜も続けてほしいと思ってる。2017年刊行だけど、これを機に!!小学生の頃に夢中になってた探偵小説に少女探偵ナンシーシリーズというのがあった!それを思い出した。2020/06/14
kenitirokikuti
8
んんん、これナンシー・ドルーじゃないんだな。まぁ、名探偵コナンくんとか、ルパン三世とかもおんなじだわな。2019/07/14
ゆたこまち
7
お母さんが留学するため、おばあちゃんの家にしばらくお世話になる事になった、しいな! おばあちゃんは、なんと探偵事務所を開いていた!しかし、おばあちゃんは半年でその探偵事務所を辞めて次のお店にしようとしていた。しいなは、探偵をしてみたく。。。なんとかして!!すごくまとまったお話でした。楽しかったです!2018/08/05
蒼姫
6
児童書なのに推理がしっかりしていたのがよかった。(大人にはすぐわかるけど)なによりナンシーと椎菜のコンビが面白いwおでん町の人々も温かいしこんな町に住めたら毎日楽しく過ごせるんだろうなぁ~。ぜひ続きを読みたいです。2017/06/19